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「小アイヒマン」たちばかりがはびこる日本(CO2濃度サーベイマニア その4) [社会]

「コロナ明け」という大本営バックのフレーズがメディアで繰り返されたが、さすがに今は聞かれないようだ。ようやく深刻な感染状況が-しかもインフルとの二重の-報道されるようになって来た。テレビ画面でもマスク姿が増えてきた。

1809ppm.jpg今月16日の「野枝フェス」18日のFFFの集会と、福岡に行くたびに「CO2濃度サーベイマニア」の任務( #換気警察 )に就いている。16日には、行きの電車で福岡に到着する頃には1,809ppmまで上昇、相変わらず換気はされていない。

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ALPS通過後の水は汚染水?処理水?それとも処理汚染水? [仕事とその周辺]

東京電力が海洋に放出/投棄したALPS通過後の水を、メディアはもっぱら「処理水」と呼んで、あたかも汚染物が含まれていないかのような、それこそ「印象操作」を続けています。また、SNS界隈でも、汚染水という言葉を使うことは風評被害を広げ、漁民らを一層苦しめるから、やめるべき、と言う議論も見られます。困っている人も多いのではないでしょうか。

しかし「風評被害」につながるから言葉を誤魔化す、と言うのはとんでもないことです。トリチウムだけでなく、他の核種もありますし。「汚染水」に対する言葉狩りは、政府とメディア一体の事態隠蔽に加担すること、そのものです。

IAEAも、放射性物質の処理の原則の一つである「正当化」については、自分は責任を持たないとはっきり言っているので、これを葵の御紋のようには使えません。(次のブログ記事参照)
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-07-24

自然界の濃度より明白に高いものは「汚染物」と呼ぶのが普通でしょう。トリチウムの場合は通常の海水では20Bq/L(ベクレル/リットル)ですが(例えばこの環境省のページ)、アルプスを通ったものは15万Bq/Lと2,000倍以上あります(そもそもトリチウムは処理できない)。次のIAEAレポートの20ページの表をご覧ください。
First Interlaboratory Comparison on the Determination of Radionuclides in ALPS Treated Water
table5-first_interlaboratory_comparison_on_the_determination_of_radionuclides_in_alps_treated_water.jpg
他の核種は、そもそも天然にはないものが多くあるので(正確に言えば人類による核開発以前はなかった)、当然、自然界より高い、と言うことになります。アルプスでも完全には取り除けません。

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Fridays For Future Fukuoka のデモに参加 [社会]

久しぶりに、と言うより初めて、若者たちのデモに参加しました。昔参加していたデモは若者が主体だったので、「初めて」はおかしいですが・・・。

Fridays For Future Fukuoka の、福岡・警固公園での集会、天神一周のデモは、明るく斬新で、参加者誰もがエンパワーされたと思います。
https://twitter.com/fff_fukuoka/status/1704480172567892367
backpage1000W.jpg参加者に配られたパンフレットが洒落ています。その裏のページ。
ママへ
地球を救わないといけないので
へやのそうじは
できません。
実際、地球破壊の影響を最も被るのは、いまの子供たち。たしかに、彼らにへやのそうじなど、している余裕などない!!

そして、地球をここまでボロボロにしてしまった責任を、大人たちは負わなければならなりません。

賑やかな天神一体を行進するのもとても気が晴れるものでした。コールも、日本語と英語で交互になされました。通行人の少なくとも数パーセントは外国人でしょうから、実際的にも意味のあることです。そして歌も、荒木栄ではなく、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」。前からこれを使うべきと思っていましたが、さすが福岡の若者たち。

実は、目下、翻訳出版準備中の本"Activism for Life"の付録7は「気候変動」。XRのデモで逮捕されたアンジー・ゼルターの法廷での証言です。恐ろしく説得力のある文章です。絶好のチャンスと、沢山ではないが日本語訳のプリントを用意してきて、参加者に手当たり次第に配りました。もちろん翻訳出版のPRも入れています。(9月23日の「ZOOMセミナー」参加よろしく。)
こちらにそのPDFファルを置いています。

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アンジー・ゼルターの本・翻訳出版ZOOMセミナーのご案内,今週土曜20時 [反核・平和]

友人の皆様、メディアの皆様

お世話になっております。
イギリスの平和運動家アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"(仮題「活動家という生き方―非暴力が世界を変える」)という本の翻訳出版計画を進めてまいりましたが、ようやく今月末に出版社に原稿を送る段階まで来ました。「400部買取り」などの資金捻出のため、まもなくクラウド・ファンディング(CF)を開始します。→1401577.gif9月22日0時開始しました。12月8日まで

この本の出版の意義についてのPRと、CFのお願いも兼ねて、下記のとおりZOOMセミナーを開催します。どうかご参加下さるようお願いします。

翻訳チームの大津留・川島・豊島が、著者アンジーとの関わり、翻訳箇所の感想、出版への思いを語ります。連休の土曜の夜、コンパクトに1時間を予定しております。
このセミナーの案内チラシも添付します。どうかよろしくお願いします。

--- 記 ---
日時 2023年9月23日(土)20時-21時(日本時間)
内容 翻訳者3人によるプレゼンテーション
ZOOM ミーティングID:924 651 3214 パスコード: 803142 (または次をクリック)
https://us02web.zoom.us/j/9246513214?pwd=VmRKTnFGSXZ0b056WmNJOXBZci90QT09

なお、クラウド・ファンディングのサイトはこちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/675547


また、クラウド・ファンディングの情報も含めた、翻訳出版の詳しいチラシはこちらです
さらに、この本について最初に書いたブログ記事はこちらです。
inv-zoom-seminar-activism-for-life.jpg
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「伊藤野枝100年フェスティバル」で展示された「4メートルの手紙」 [メディア・出版・アート]

昨日(9/16)は、今宿の「さいとぴあ」で開かれた「伊藤野枝100年フェスティバル」に午後から参加、神田紅さんの講談、森まゆみさん講演、そして座談会を聞きました。
https://kanko-itoshima.jp/event/itonoe100year/

379309334_271492082369712_3847554863187944360_n.jpg伊藤野枝のことは、名前と事件のことぐらいしか知らなかったので、貴重な半日となりました。特に、公演会場脇に展示された、野枝が政治家後藤新平に送った「4メートルの」手紙(複製)は圧巻でした(右の写真。主催者のフェイスブックから)。幕間にスライドと朗読がありました。

これが24歳の若さの女性によるものとは信じ難い。いや、この若さだからこそ、これだけの大胆な文章が書けたのかも知れません。

こちらのウェブ記事には、保管元の実物写真があります。
後藤新平に4メートルの手紙 水沢の記念館、複製提供へ

その手紙の一節を引用します。(全文は「あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝」というブログにあります。)カッコは引用者挿入。
(後藤との面会を求めて)
但し秘書官の代理は絶対に御免を蒙りたい。
しかし、断つておきますが、私は大杉の放免を請求するものではありませぬ
また望んでもおりませぬ
彼自身もおそらくさうに相異ありません。
彼は出さうと云つても、あなた方の方則で、何故に拘禁し、何故に放免するかを明らかにしないうちには素直に出ますまい。
また出ない方がよろしいのです。
こんな場合には出来るだけ警察だの裁判所を手こずらせるのが私たちの希ふ処なのです。
・・・
getarrested1200w.jpg実に、大量の逮捕者で留置場と裁判所を麻痺させる戦術を取ったイギリスの活動家・アンジー・ゼルターの手法を連想させます(右の写真は「トライデント・プラウシェアズ・ハンドブック」を引用したブログ記事から。→高解像度オリジナル)。
アンケート用紙が配られていたので、次のように書きました。(少しだけ言葉を補い、文章を整理しています。)

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「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」全文転載 [反核・平和]

hansenjoho230815cover.jpg掲載号が旧号になるので、『反戦情報』8月15日号の「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」を全文転載します。

目次(クリックで各節にジャンプ)
身近に迫る「あたらしい戦前」
「九条を理論的に基礎づける」
軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのかの比較
非武装のデメリットを補完する
国内の暴政に対する抵抗
「違法行為」がなぜ正当か?

防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗
              豊島耕一
身近に迫る「あたらしい戦前」
沖縄の高江と辺野古の基地建設反対運動に筆者は数度参加したが、いま地元にまでその問題が押し寄せて来た。6月12日、佐賀空港の隣接地に自衛隊のオスプレイ基地の建設が始まった。

現地での抗議・阻止の行動には、私は工事開始2日目の6月13日と7月20日に参加し、工事車両をそれぞれ1時間と半時間程止めた。自宅からは直線距離で30キロ程と決して近くはないが、沖縄に比べればものの数ではない。佐賀の人曰く「久留米は佐賀県ですよ」。

そもそもこの建設用地に関しては、佐賀空港を軍事利用しないとの県と漁民との約束がある。開港前の1990年、県は空港予定地周辺の8漁協と公害防止協定を締結、その覚書付属資料に「県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを持っていない」と明記された。

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