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議案について討論しない会議 [社会]

DSC_4373.jpg共産党の大会が1月14日から5日間の日程で開かれた。その内容は「しんぶん赤旗」で連日紹介され、代議員の発言も63名分が掲載されている。それらを全部、斜め読みではあるが、目を通してみた。その結果、発言内容は、それぞれの発言者の持ち場での状況や経験の報告と決意表明が全部で、肝心の綱領改正案や決議案の内容について議論したものはゼロだった。それらに触れていても、その内容をあたかもすでに決まったことであるかのように引用しているだけである。それほどまでに執行部の提案文書というものは完全無欠なものなのだろうか?それとも、疑問や意見を述べたものは掲載しなかったということだろうか?

議案についての私自身の意見は先月のブログ記事で7点にわたって書いたが、無論これらに重なるような議論も皆無だった。

もちろん経験交流や状況報告も大事だが、それだけで終わっていいはずがない。このような「討論」のスタイルというのは長年のもので、14年前のブログ記事でも違和感を述べた(共産党大会の代議員の発言と「公開討論」とのギャップ)。なぜこのようなことになるのか、原因の一つは代議員の選び方にあるのだろう。

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