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「九州から9条を活かす」シンポジウム [反核・平和]

1401577.gif5/13追記:当日の私のレジュメ,スライドなどを末尾に公開します.
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続けて平和を考える催しの案内です。先に紹介した「6.2 集会」より前、5月12日です。
pネットブログより転載:
Pネット特別企画-「九州から9条を活かす」シンポジウム
「安倍政権は改憲に向けていよいよその動きを本格化させています。私たちはこれに対してどう立ち向かうか。これをパネラーとともに考えていくシンポジウムです。みなさんのご参加をお待ちします。」
フライヤーpdf 512simpo.jpg
パネラー:戸田 清さん(長崎大学教員)、大平 剛さん(北九州市立大学教授)、豊島耕一(元佐賀大学)。
Pネットとは、2008年に北九州地域にPAC-3が配備される時、これに反対するために作った運動グループです。フルネームは「原発もミサイルもいらない 9条を活かす九州ネットワーク」です。

10ann-cover.jpg「10周年記念論集」も出しています。目次は以下のとおり(フライヤー裏面にもあります)。
Pネット結成10周年記念論集 「九州から9条を活かす」 B5版 60頁
目次
Pネット発足10周年を迎えて Pネット世話人・福岡大学名誉教授 石村善治/Pネット10周年とこれから Pネット事務局長 石橋 明/憲法改悪を許さないために Pネット世話人・福岡大学名誉教授 石村善治

平和運動 傾向と対策 Pネット世話人・佐賀大学名誉教授 豊島耕一/亡国の陸上イージス Pネット賛同人・立命館大学名誉教授 藤岡 惇/原発の便利神話について Pネット世話人・長崎大学教授 戸田清/福島原発事故後の原発産業をめぐる大きな変化 Pネット賛同人・九州国際大学名誉教授 中野洋一/Pネット10周年に寄せて Pネット賛同人・リムピース編集委員 篠崎正人/メッセージ Pネット賛同人 藤岡直登/安倍晋三氏の一刻も早い退陣を Pネット賛同人 松下徳二/日本社会を覆う気味の悪い空気 Pネット賛同人・北九州市立大学教授 大平 剛/奉安殿の戦後史から考える 九州産業大学准教授 佐喜本 愛

年表 Pネットの歩み/追悼・郡島恒昭さん 

お申し込みは、住所・氏名・電話番号・必要部数 をを明記され、下記まで郵便ないしFAXでお知らせ下さい。郵便振替用紙を同封してお送りいたします。
〒815-0001 福岡市南区五十川2丁目11-21-603 石橋方 原発もミサイルもいらない九州ネットワーク

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九大ファントム墜落51年集会 [反核・平和]

6月2日は、51年前に九大に米軍ファントム戦闘機が墜落した日です。51年目のこの日に、当時の九大の学生らが中心となって、集会が開かれます。

辺野古が問いかけているもの 6.2 集会
 福岡県教育会館・3F
 日時 6 月 2 日(日) 13 時 30 分~16 時 30 分(13 時開場)
 参加費500円(資料代ほか、学生無料)
↓↓↓↓↓クリックでフライヤーpdf↓↓↓↓↓
qdai62rally.jpg
残念ながら #自衛隊の南西シフト #南西諸島要塞化 の問題がフライヤーには入っていません。私も少し話をしますので、むしろこの話題を中心にしたいと思っています。
次は当時の写真です。
http://ad9.org/pegasus/imagesMac-PC/phantom.html
https://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2008-05-26
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1401577.gif6/3追記:レジュメ、スピーチテキスト、録音を公表しました。
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ロブ・ライナー監督「記者たち」 [メディア・出版・アート]

久しぶりに映画館に足を運んだ.福岡,KBCシネマで3/29からロングラン中の「記者たち」.911の後,ブッシュが「大量破壊兵器がある」と言いがかりをつけてイラクに戦争を仕掛けたが,その政府の嘘を暴いた中堅新聞社「ナイト・リッダー」の記者たちの奮闘を描く.実話にもとづく,素晴らしく骨太なドラマ.「絶賛」の言葉を惜しまず使いたい.
http://reporters-movie.jp
ウイークデーの昼間の1回だけの上映.それでも30〜40人ぐらい入っていた.映画が終わったあとのけっこう長いエンドロールの間中,だれ一人席を立たなかった.ずっしり来るものを反芻する時間.

この映画が描く範囲の外ではあるが,一つだけ問題が残る.「イラクに大量破壊兵器はなかったのに戦争を始めてしまった,それはとんでもない」ということなのだが,では,もし大量破壊兵器があったのなら戦争はオーケーだったのか?もちろんそんなバカなことはない.このことをはっきりさせておかないと,核を実際に持っている北朝鮮に対する戦争は正当化されてしまう.もちろん,アメリカを含め核兵器国に対する戦争も同様に・・・.

真実に迫ろうと戦う多くの記者たちを励ます映画だろう.他方,疑問も持たずに政府発表を垂れ流すだけの,記者会見でもタイピストでしかない大手メディアの人たちは,この映画をどう見るのだろうか?見ようともしないかも・・・.

佐賀はシアター・シエマで26日から.
DSC_3773.jpg
1401577.gif4/28追記:朝日の編集委員・大野博人氏が、この映画について書いています。
(日曜に想う)政治がルール無視する時代 編集委員・大野博人
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週刊金曜日の望月・池田対談ほか [メディア・出版・アート]

1229.jpg「週刊金曜日」4月19日号のメディア特集は圧巻です.ぜひ購入して読んで下さい.特集冒頭は,東京新聞の望月記者と,NHKで「慰安婦」問題のドキュメンタリーを作って安倍一派の圧力を経験した,元NHK職員の池田恵理子さんの対談.16ページ最下段から引用:
池田:定年退職してから9年経ちますが、在職中からNHKの内部はひどいと思っていたのに、後輩たちは「今はもっとひどくなった」と言っています。外部と接触がある職員や「要注意人物」をマークする「NHK公安」みたいな組織があるようで、内部通報が奨励され、自粛、萎縮、自主規制が強まっているのです。まるで、治安維持法下の隣組みたいな雰囲気です。
img043-444h.jpg
放送に関しては,BPOは何をしているのか,問われなければならない.
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雁屋哲氏の貴重な証言 [社会]

奇怪なこと | 雁屋哲の今日もまた
http://kariyatetsu.com/blog/2279.php
(「美味しんぼ」作者の最新の、2019-04-15のブログ記事)

実に衝撃的で、かつ貴重な証言だ。雁屋哲氏は「美味しんぼ」の作者で、その作品の鼻血を出す場面が攻撃されたのが2014年のこと。その顛末から、出版社への攻撃、そしてごく最近のテレビ局とのやりとりなど、この社会の黒い実像が浮き上がってくる。はっきり言えば、安倍一味のどす黒い姿だ。

kariya.jpg

なぜか今アクセスしづらくなっているが、上のURLを根気よくクリックしていただきたい。そして、長いが是非とも全文を読んでいただきたい。フェイスブックやツイッターですでに「拡散」したが、検索性・安定性の高いブログにも書き留めておく。

最後の数行を引用する。
・・・・
一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。
なお、理系の側面から鼻血の件を議論した、つまり鼻腔粘膜の被ばく線量を見積もった、当ブログ記事はこちら。
放射性ダストによる鼻腔粘膜の被ばく量は?
1401577.gifさらにもう一つ関連記事:関東圏の3.11直後の大気中の放射能は「平常値」の1億倍
1401577.gifさらに最近の一件:NHKニュースがつい本当のことを言ってしまう--放射線量の基準

雁屋氏はブログの中で、オリンピック委員会に送った公開状も紹介(リンク)している。その部分を以下に引用する。

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辺野古埋め立て中止,普天間基地撤去の意見広告 [社会]

今朝の新聞全面広告。
だれも、辺野古“移設”に反対、などとは言っていない。新たな「殺人工業地帯」など不要、どころか、大規模テロの出撃拠点づくりへの加担などあり得ない。


辺野古埋め立て問題,普天間基地関連の当ブログ記事多数から2つ:
「基地阻止」から「基地閉鎖」への直接行動の拡大を — “Futenma 365” の提案 —
県警をめぐる支配・被支配と人事権の関係を図にしました
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日経サイエンスのスティグリッツ教授の文章 [社会]

Stiglitz-h.jpg「先進諸国」の一つであるはずの日本で民主主義が機能していない原因、メカニズムについて、当ブログでは、金・メディア・教育・政治権力が絡む「正のフィードバック」の問題を図式化して提起してきました。例えば次の記事です。
 「平和研究集会での発表から」の
 社会のメカニズム図式化の部分

これと同じような議論を、ノーベル経済学賞の学者、ジョセフ・スティグリッツ教授の文章に見つけました。「日経サイエンス」5月号の「仕組まれた経済 格差拡大の理由」という6ページにわたる論文です。ただ、私のは政治的・社会的問題の「定性的な」な分析ですが、スティグリッツ教授のは経済の面での定量的な分析です。
1401577.gif原文はScientific Americanの昨年11月号掲載で、全文がネット上に公開されています。)

その、該当部分を引用します。1401577.gifまた、原文の同じ部分を末尾に転載します。

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アルジェリア大統領が市民の平和的なデモで辞任に追い込まれた [社会]

(4月4日朝:リンクと4日の新聞報道を追加しました。)
わが国では、作詞家の松本隆氏が「昔だったら内閣が吹っ飛ぶような嘘が100個ぐらいある」(日刊ゲンダイ4/2)と言った政権がいまだに続いているが、アルジェリアでは一ヶ月にわたる市民の平和的なデモで大統領が辞任に追い込まれた。フランスの「黄色いベスト」は毎週土曜だが、アルジェリアでは毎週金曜に、大統領辞任要求のデモが行われてきた。一部に暴力が見られた「黄色いベスト」と違って、完全に平和的なデモだったようだ。左は4月2日の、右は先月26日のフランス2.左のデモ隊の横断幕の文字"On demandera l'application de l'article sans eux."は「彼らなしでの法の執行を要求する」という意味だろうか。つまり「彼らに法を執行させるな」と? 横断幕右側には「(憲法)第7条 全ての権力は人民に由来する」「国の主権は人民のみに属する」とあるので、“l'article”はこの第7条を指しているのだろう。
2019-04-03 14.57.28.jpg26mars.jpg
(以下、テレビ画面コピー3枚、新聞報道4件、コメントと続く。)

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