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PARCO劇場の「夜叉ヶ池」 [メディア・出版・アート]

東京2泊3日のうち,最後の1日が空白で,演劇を探しました.2つの舞台でまだチケットがありましたが,全く予備知識がないので,信頼できる筋に尋ねることに.するとPARCO劇場の「夜叉ヶ池」は完成度高いとの情報で即断しました.
https://stage.parco.jp/program/yashagaike

yashagaike.jpgその推薦の言葉に全く違わず,休憩なしの1時間55分があっという間でした.
泉鏡花という大正時代の作家の作品で,幻想的な世界を描きながら,現代にも全く当てはまるいろんなテーマが織り込まれています.主人公は若い(中年?)の男女ですが,たくさんのチミモウリョウたち(魑魅魍魎,漢字は絶対に書けない)が登場,そのダンスが大きなウェイトを占めます.チミモウリョウという言葉はよく使われますが,ファンタジー作品の世界に弱い私は,その本来の意味をこの作品で初めて理解した次第です.(写真は上のサイトから)
以下最小限のネタバレですが,最後の,神の怒りによって村が大災害に見舞われるシーンでは,観客も丸ごとそれに巻き込まれてしまいます.この演出には感心しました.5月23日(火)まで.
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