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PCR無料検査,フランスの状況 [社会]

追記:杉並区が独自に無料検査を始めました.(末尾)
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わずか数十人とは言え,いやしくも「団体」で行った無料PCR検査継続の要請も虚しく,福岡県は8日からこれを停止しました.では外国はどうかと言うことで,フランス保健省のサイトを見てみました.結論は,3月1日以降,一般は3割ないし4割自己負担,高齢者,未成年,健康上問題を抱えている人は無料を継続,と言うことです.日本の一律ゼロがいかに粗暴か分かります.以下,訳してみました.(99%DeepL)

La prise en charge des tests pour l’ensemble des assurés

depistage-france-mars2023.jpg
被保険者全員を対象としたテストの実施

2023年3月1日以前は、RT-PCR検査と抗原検査は、例外的に、ワクチン接種者でかつ医師の処方箋がなくても、強制加入の健康保険制度により100%カバーされていました。

2023年3月1日以降は
- すべてのRT-PCR検査と抗原検査に自己負担が再導入されます。
- 被保険者の自己負担額は、検査を実施する医療従事者により決定され、医師または薬剤師が実施する場合は検査費用の30%、看護師またはマッサージ師が実施する場合は40%になります。
- 補足的な保険に加入している大多数の被保険者にとっては、残りの費用はゼロとなります。補完的健康保険の受益者についても同様です。

最も弱い立場の人を100%カバーするという特別の制度の継続
感染状況は改善しているものの、重症化する可能性のある最も脆弱な人々を引き続き保護するため、以下の人々、および医療従事者に対しては、処方箋がない場合でも完全な補償が維持されています。

- 長期療養中の患者さん(ALD)
- 65歳以上の方
- 未成年の方
- 医療および医療・福祉分野の専門家(身分証明書の提示が必要)
- 出産保険制度による免除を受けている人
- 集団検診の対象になっている人

注意事項として、急性呼吸器感染症の症状がある場合は、Covid-19スクリーニングテストを実施することが推奨されます。

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さて,他の外国,例えばアメリカではどうでしょうか?
*他のフランス保健省引用記事
マスクの扱い、フランスでは?--2月1日改訂版
マスクの扱い、フランスでは?
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suginamiku-pcrtest.jpg追記:杉並区は独自に無料検査を始めるようです.→杉並区のツイート
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