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赤木さん裁判の報道について...向き合うメディアとマージナライズさせるメディア [メディア・出版・アート]

赤木さん裁判のテレビと新聞の報道について記録をしておきます。

森友学園問題をめぐり、国と佐川宣寿・元財務省理財局長を訴えた赤木雅子さんの口頭弁論が7月15日、大阪地裁でありました。TBSテレビの"NEWS23"では前日に赤木さんのインタビューをトップで放映し、また当日夜も2番目の項目として6分13秒を使って詳しく報道しました(局サイト動画)。(トップはコロナ感染急拡大のニュース)

NHKのNW9も、開始から約30分後の項目ではありましたが、6分41秒を充てました。これに比べて、かつて森友問題を詳しく扱ったことのあるテレ東のWBSは36秒、つまり1時間=3,600秒の放送枠のわずか1パーセントの扱いでした。(日テレとテレ朝はモニターしていません。)

翌日16日の新聞は、購読の毎日は後ろから4ページ目という目立たない所に、中くらいの大きさの記事で扱っていました。(下に写真)

この問題は、これ一つでも内閣が崩壊して当然というほどの重大性を持つものであることを考えれば、この毎日やテレ東の扱いは、まさにmarginalize(瑣末化*)という言葉がぴったりで、異常というほかはありません。

一方、「しんぶん赤旗」は、赤木雅子さんの陳述の全文を含め、3箇所に分散して詳しく扱っていました。
それにしても大手マスコミの上層部というものは、安倍政権というドロ船から脱出する準備すらしていないのでしょうか?
* ”marginalize,瑣末化”については5年前の記事を参照ください。
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(裁判の前日、14日のNEWS23の画面から)
1.jpg2.jpg
(16日の毎日)
mainichi200716moritomo-saiban-r.jpg
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