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久留米市の「暴力追放市民総決起大会」に参加・飛び入り発言 [社会]

集会の決議文を末尾に追記1401577.gif12/11:久留米市の担当課に「反社は定義困難」に抗議するようメールを送りました
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昨日は、久留米市の「暴力追放市民総決起大会」(暴力団壊滅市民総決起大会)とパレードに参加しました。校区振興会(校区内の自治会の連合)の動員です。前日の雨の予報で中止になるかと思いましたが、良い天気になりました。西鉄久留米駅に近い東町公園には、すでに開始予定の1時前から多くの人が幟旗を持って集まっています。
IMG_1438tc.jpg
「桜を見る会」という国の行事に「反社会勢力」つまり暴力団関係者が招待されていたというとんでもないことが明らかになった矢先、当然このことも非難・糾弾の対象にしてしかるべき集会ですが、配布の大型封筒に印刷された決議文案はこのことは全く「スルー」しています。しかし「あらゆる分野から暴力団を排除する」という一節があるので、これを手掛かりに発言しました。

決議文の読み上げが終わり、拍手が始まりそうな直前のタイミングで前に出て、この一節を引用し、「国の行事に暴力団が招待されるというとんでもないことが起こっている。これを見過ごすことはできないので、真相を究明することを求める一文を追加してほしい」と発言しました。許可なしの一方的な割り込みで当然マイクなし、大きな声を張り上げました。小さな公園なので半分ぐらいには届いたかと思います。目の前には、10メートルぐらいの距離に市長以下久留米市の首脳陣が並んでいたので、この方たちには十分聞こえたと思います。

拍手がパラパラとはあったような気がしますが、司会は、何事もなかったかのように「原案」の採択に移りました。時間をかけ多くのステップを踏んで作られた決議文でしょうから、もちろんその場での修正など不可能でしょう。それは承知の上ですが、主催者側、例えば市長から何らかのコメントがあっても良かったのではないかと思います。

政権のひどい腐敗ぶりに対して、少なくともうわべは全く無関心というこの集会のありようを、集会参加者に少しは可視化できたかも知れません。

「市民総決起大会」と称しながら、全戸配布の「広報くるめ」にも、市のウェブサイトにも掲載なし、この決議文も同様で、いかにも「お役所仕事」の見本のような有様です。3年前のイベントが「最新情報」のようです。
https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1080shisei/2010shoukai/3010shichou/4010kishakaiken_19/files/H28.12.1boutuitaikai.pdf
市の担当課に電話したところ、電話口の担当者は私の発言があったこと、発言者が私だということも同定していて、「離れた場所にいてよく聞こえなかったので、発言の内容を教えてください」と尋ねられました。そこで上の内容を説明し、また決議文をメールで送ってもらうことになりました。

(追記)なお、前々日の校区の自治会長会議でも、同様の提案をしました。ブログに書いています

話題変わって、昨日の記事で、毎日の紙面に #桜を見る会 の関連記事が全くないことを指摘しましたが、今日は少しもりかえしています。mainichi191202sakura1200w.jpg

1401577.gif追記:市の安全安心推進課から当日の決議文を送ってもらいましたので、以下に紹介します。そのメールによると、市としても、「皆様に広く大会の開催状況をお知らせするために、決議文も含め、市のHPに掲載することを検討しております」とのことです。
決  議  文

我々は、暴力のない平和で住みよいまちの実現を強く求めている。

 しかしながら、その願いを阻害し、安全で平穏な日常生活や事業活動に重大な脅威を与えているのが暴力団の存在である。

 暴力団は、活動資金獲得のため、その威力を背景に覚醒剤等違法薬物の密売、特殊詐欺の敢行、公共工事への不当介入など、あらゆる犯罪に関与し、地域社会に大きな不安と被害をもたらしている。

また、暴力団は、様々な手段を使って青少年に接近し、組織への勧誘や犯罪への利用など、青少年の健全な育成にも極めて悪い影響を与えている。

 なかでも、久留米市に本拠を置く指定暴力団道仁会は、警察当局の徹底した取締りと、市民の暴力追放運動の高まりにもかかわらず、依然として勢力の拡大を画策している。
 
 こうした暴力団を根絶するため、警察・行政・事業者、そして市民がこれまで以上に連携を強め、社会全体が一丸となって、あらゆる分野から暴力団を排除するという強い対決姿勢を堅持し、地域社会の中で孤立化させなければならない。

 よって、我々は、次のスローガンを掲げ、地域社会の総力を結集した根気強い暴力追放運動を展開し、この久留米市から暴力をなくすまで全力を尽くすことを決議する。

スローガン
一. 市民の平穏な生活と事業活動を侵害する暴力団は絶対に許さない。
一. 暴力団排除条例を遵守し、「暴力団を利用しない」、「暴力団を恐れない」、「暴力団に金を出さない」、「暴力団と交際しない」という四つの運動を実践し、民事介入暴力を徹底排除しよう。
一. 暴力団や銃器、爆発物などに関する情報は、恐れずに通報しよう。
一. 暴走行為を追放するなど、地域ぐるみで青少年の健全育成と環境浄化に努めよう。
一. 覚せい剤、大麻、危険ドラッグ等の違法薬物は、絶対手にせず、絶滅させよう。

    令和元年12月1日
    暴力団壊滅市民総決起大会 参加者一同

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