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マイケル・ムーアの「華氏119」 [メディア・出版・アート]

数日前にレイトショーで見ました.凄い映画です.次の「ニュース23」の番組がこの映画を最もよく紹介しています.

または https://www.dailymotion.com/video/x6wl037
最も強く印象付けられたのは,行動する若者や教師たちの「熱さ」です.若者の銃規制要求デモがこれほどの規模だったとは思いませんでした.また,映画で紹介される教師のストライキは日本では全く報道されていないため,事実そのものを知りませんでした.いかに報道が歪められているかの見本のようなものです.

一見「反体制」に見える政党や政治家も実は支配者とつながっている,ないしは本気で抵抗していない,ということを暴いています.どこの国でも当てはまることでしょう.野党支持者も幹部への「おまかせ」は禁物.

何よりも,観客に行動すること,参加することを要求する映画です.これを上の「ニュース23」の番組はよく捉えていました.その最後の部分を転載します.番組制作者自身,多分その気になったから,あえて収録したのだと思います.
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インタビューの最後,記者に向かってこう呼びかけました.
「みんなでやるんだ.
アメリカだけの話じゃない.あなたの国でもそうだ.
あなた自身も椅子に座っている場合じゃない.
みんなでゲームに参加するんだ.」
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11月4日の毎日新聞日曜版では,東大の藤原帰一氏が紹介していました.
「華氏119 偏見と差別解き放たれ、ナチスに重なる米国」
https://mainichi.jp/articles/20181104/ddv/010/070/015000c

この記事の最後は,ニュース23とは違って行動を求める締めくくりではなく,次のように単なる世界の「観照」の言葉になっています.
「・・・偽善を排除するだけでは、偏見と差別と悪を解き放つだけで終わってしまう。トランプ氏を大統領とするアメリカの、そして世界の不幸を噛みしめる作品です。」

レイトショーだったとは言え,観客はわずか5名ほど.土曜日だったにも関わらず.それでも政治に関心のある人は見に行くでしょう.その人たちが政党や団体の幹部への「おまかせ」の危険性に気づけば,そして自ら行動することの重要性に気づけば,この映画の効果は大いにあったということになるでしょう.
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