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浪江町森林火災による大気中放射能の増加 [仕事とその周辺]

浪江町森林火災はまだ鎮火していないようだ.この影響によると見られる大気中放射能の増加を福島県が観測している.応援のクリック歓迎
afterfire.jpg
火災前に比べて約10に,8日は100倍に上昇していることが分かる.(縦軸の目盛りが一桁違うことに注意)
beforefire.jpg
(原子力規制庁の発表)
この火災前の濃度にしても,311以前に比べるとほぼ100倍の値である.集団線量はとてつもなく上昇している.
呼吸による内部被曝の評価は,ICRP-Publication72(1995年)が一応の基準となろう.
(上のグラフを書いたエクセルシートです.整っていませんが,再加工などにご利用下さい.)
 http://ad9.org/blog/nuclear/y2017/forestfire-fukushima.xlsx
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データの出典
福島県 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ps-kukan-monitoring.html
    http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/215419.pdf
原子力規制庁(火災前)
 http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/12000/11281/24/222_20170424.pdf
参考(当ブログ記事)
    関東の大気中セシウムは1970年代のレベル
    大気中放射能濃度の測定は空間線量より1万倍も高感度
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