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市民が逮捕を恐れなくなれば,権力は市民を恐れる [反核・平和]

イギリスの核廃絶運動「トライデント・プラウシェアズ」のハンドブック日本語訳から(4章p.76、オリジナル版p.63).
http://ad9.org/pegasus/peace/tp2000/handbook/tdihb0.html
getarrested1200w.jpg
これだけ逮捕者が多いと留置場も早く回転させないといけなくなるし,裁判所も機能が麻痺するということが実際起こりました.このため,現在のように,一晩で釈放し,ほとんど起訴もしないというようになったと思われます.
この冊子は残念ながら残部はほとんどありません.1401577.gif2023/10追記:久留米市民図書館に所蔵。タイトルは「トライ・デンティング・イットハンドブック」(上の写真のオリジナルはこちら
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関連記事:「守る」ための直接行動から「変える」ための直接行動へ
2022/7/1追記:以下は昔、私が「一晩で釈放」された時の経験です。
「獄中記」
留置室の張り紙
他にも多数.
1401577.gif23/10/18追記:トライデント・プラウシェアズ創設者アンジー・ゼルターの本の翻訳出版クラウドファンディング、12/8まで。
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コメント 2

宗純

『市民が逮捕を恐れなくなれば,権力は市民を恐れる』ですが、
第一次世界大戦後の物価の高騰に怒った一般市民の起こした『米騒動』を目撃した私の父親から聞いた話ですが、
暴動や略奪が目の前に起きているのに、その取り締まりの為の警察官の姿が一人も見当たらない。警察官の全員が米騒動に参加した民衆を恐れて何処かに逃げていた。
警察(権力)は隠れて騒動が収まるのを待っていたのです。
市民が逮捕を恐れなくなれば,『権力は市民を恐れる』のは100年前も、100年後の今も変わらない究極的な真理ですね。
by 宗純 (2015-02-18 14:19) 

yamamoto

ドイツでは「市民」どころか,公権力の側のはずの判事までもが,逮捕覚悟で核兵器反対の座り込みをしています.
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2012-09-27
なぜかこの記事に今日アクセスが4回あったのでコメントしました.
by yamamoto (2015-02-23 17:52) 

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