当ブログは共産党を支持します(リンク) [社会]
投票日がわずか数時間に迫りましたが,恒例のように当ブログの党派性を旗幟鮮明にしておきたいと思います.
当ブログは共産党を支持します.
2009年の前回同様,リンクのみで手抜きですが,こちらをご覧下さい.
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2005-08-30
応援のクリック歓迎
この10月に出たばかりのチョムスキーの「アメリカを占拠せよ!」という本にハワード・ジンの思い出を語った章があります.その中に,ハワード・ジンが伝えたものとして「ずっと名の知れないままの人々が,平和と正義を求める終わりなき闘いを推し進めるために果たす大事な役割のこと」というフレーズがあります(150ページ).今度の選挙でも,多くの「名の知れないままの人々」が,電話かけなど「大事な役割」をしています.私もほんのわずかですが,その一端を担ったつもりです(と言えるかどうか分からない程度ではありますが).
選挙の結果がファシズム的な状況をもたらすことが懸念されています.そうなろうとなるまいと,いずれにせよ左翼は戦略・戦術のオーバーホールをやらなければなりません.
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この10月に出たばかりのチョムスキーの「アメリカを占拠せよ!」という本にハワード・ジンの思い出を語った章があります.その中に,ハワード・ジンが伝えたものとして「ずっと名の知れないままの人々が,平和と正義を求める終わりなき闘いを推し進めるために果たす大事な役割のこと」というフレーズがあります(150ページ).今度の選挙でも,多くの「名の知れないままの人々」が,電話かけなど「大事な役割」をしています.私もほんのわずかですが,その一端を担ったつもりです(と言えるかどうか分からない程度ではありますが).
選挙の結果がファシズム的な状況をもたらすことが懸念されています.そうなろうとなるまいと,いずれにせよ左翼は戦略・戦術のオーバーホールをやらなければなりません.
2012-12-15 21:40
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コメント(4)
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>選挙の結果がファシズム的な状況をもたらすことが懸念されています.そうなろうとなるまいと,いずれにせよ左翼は戦略・戦術のオーバーホールをやらなければなりません.
どんなことをお考えになっているのか、概略だけでもお示しいただいた方がよろしいかと思います。
by バッジ@ネオ・トロツキスト (2012-12-17 11:05)
はい,早めに記事にしようと思っていますが,トップ項目を二つ挙げますと・・・.
1.左翼・リベラルの共同戦線の構築.そのプロセスにおける「九条の会」などの知識人の役割を強調(従来九条の会は,選挙など直接政治に全くコミットしていない.)
2.対中,対朝鮮の野党外交推進により,軍事緊張と排外主義を煽る国内の動きを封じる.
by yamamoto (2012-12-17 13:25)
何よりも,「結果責任」を意識した行動をしなければならない,ということではないでしょうか.正しい政策を出している,がんばっている,ということだけで,いわば満足して,いつまでに何をどう達成するか,あるいは悪法や政策を絶対に阻止する,というような,「結果を出す」という意識が,特に左翼政党には決定的に不足しているように思います.
アメリカの「オキュパイ運動」では,この活動のために逮捕された人の数が数千人にのぼるとのことです*.もちろん逮捕されることが目的ではありませんが,日本とは桁違いで,民衆運動における気構えや「ガッツ」のレベルを示す一つのパラメータではあると思います.
*チョムスキー「アメリカを占拠せよ!」,筑摩選書193ページ,2012年10月.
by yamamoto (2012-12-18 09:25)
>正しい政策を出している,がんばっている,ということだけで,いわば満足して・・・・
先日も土佐高知氏のブログで議論になったんですが、ちょっと前の「しんぶん赤旗」党活動版に載った山谷論文「情勢の大局をつかみ国民のなかへ」もだいたいこのパターンですね。今回の選挙の総括でもまたまた自己弁護を繰り返している。「方針が正しくとも勝てない場合はある」云々と。
そもそも、「正しい政策」や「正しい方針」だったのかどうかという点についての議論はあるのですが、仮に政策や方針が「正しかった」としても、それは「十分だった」ということとはイコールではない。「正しくとも一面的でしかなかった」ということはあり得るわけですからね。
正しいのは、「地球は丸い」ということだけでは無く、「地球は自転している」、「地球は惑星である」「地球は太陽より小さい」etc、etcと、無限にあり得るんです。「真理は総体的である」(レーニン)です。
また、「結果を出す」ことが出来るかどうかということは、正しさ(真理性)とは一応区別される方針や政策の「有効性」の問題だという見方もあるようですが、社会科学における真理性とは、やはり有効性とは切り離せないはずです。「正しいけど無力」な政策や方針などというものは、こと社会科学の領域では承認し得ません。
たしかに、有効性に速効性があるかどうかという点は留保されるべき点でしょうが、少なくとも、速効性が検証されないような方針や政策を正しいとは断言出来ないでしょう。山谷の弁解は説得力に欠けるのです。
ましてや、党幹部は速効性についての幻想を振りまいていたのですからなおさらです。議席倍増があたかも可能であるかのような展望を宣伝していたのですからね。
それを、選挙が終わって敗北した段になって、「負けたけど正しかった。正しくても負けることはある」といった逃げ口上でかわそうというのは傲慢不遜の類いでしかない。
困ったものです。
右と左の違いはあっても、靖国史観を頑迷に固守し続ける連中の無反省体質と大同小異ではないでしょうかw
by バッジ@ネオ・トロツキスト (2013-02-02 22:23)