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芦屋基地へのPAC3配備反対行動 [反核・平和]

1401577.gif1年後の記事:ノーベル賞物理学者の益川敏英さんから久留米市長へ:PAC3受け入れは慎重に

10月28日未明の芦屋基地正門の様子です.はばもうPAC3活かそう9条 九州ネットワーク(Pネット)の8名は現地に駆けつけ,地元の町議の岡さんと共に抗議行動を行いました.

西日本新聞北九州版の29日朝刊は,福岡版の28日夕刊よりも詳しく報道しています.
元気のいいシュプレヒコールは「革マル」のバナーを持った人たちで,わがPネットはちょっと静かすぎました.
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以下,Pネットの抗議声明です.       抗議声明

10月28日の午前2時30分、政府・防衛省は迎撃ミサイル「PAC3」2基とランチャー(発射機)などを積載した6台の大型トレーラー、2台の大型車両、十数台の乗用車を連ねて、芦屋航空基地内に進行させ、ついに、PAC3ミサイルの芦屋航空自衛隊基地(第2高射群第5高射隊)への搬入・配備を強行しました。(3時30分には、第2高射隊の本部があり、PAC3部隊の指揮所となる春日基地に関連機材を搬入した)。
 私たちは、PAC3の配備については事前に地元自治体その他への連絡・公表があってしかるべきという要請と申し入れを福岡防衛局に対して再三にわたって行ってきました。この要請をまったく無視して、何の事前通告もなく、夜陰に紛れて搬入を強行したことに私たちは強く抗議します。
 私たちPネットは地元住民の方とともに、「PAC3」配備を阻むために、深夜から正門ゲート前に陣取りました。そして、眼前に現れた輸送部隊にたいして、「福岡をミサイル戦争の舞台にするな!」などと書いた横断幕やプラカードを手に手に掲げ、反対と抗議の意志を整然と突きつけました。
 この私たちの全く正当な抗議行動に対して、警備の警察官が「通行の妨害になる」などと横に押しのけたり、基地内の建物の中に潜んでいた自衛官約30人が突然飛び出し、ゲートの中に並んで私たちに盾を向けました。これらについても私たちは強く抗議します。
「MD推進」を謳う鳩山政権・防衛省は、今回の芦屋基地への配備を皮切りにして、来年4月にかけて、高良台、築城、芦屋(再度)の各航空自衛隊基地に順次PAC3・MDシステムの配備を強行しようとしています(上記の順で配備すると言われています)。
だがしかし、地元への一切の説明もなく、異を唱える市民には盾で威嚇し、夜陰に紛れて搬入する——これらの一連の事態の中に、「PAC3・MDシステムは防衛のために有効・必要なシステム」などという政府・防衛省の言いぐさがまったくのウソでありごまかしであることが歴然と示されているではありませんか。
 私たちPネットは、PAC3の芦屋基地への配備に抗議するとともに、ここに改めて、PAC3・MDシステムの福岡への配備と全国への拡大配備を即刻中止し、全てのMDシステムを撤去することを鳩山政権・防衛省に強く求めます。
 PAC3・MDシステムは「攻撃のための盾」であり、ミサイル戦争の危険を一層高める危険なものです。しかも一発5億円以上の高価なものであるにもかかわらず、命中の確度も定かではありません。効果があるとしてもせいぜい基地自体の防衛に限られ、市民を守るものではありません。私たちPネットはPAC3配備の危険性とこれらの問題点とを広く訴え、福岡へのPAC3配備に反対する運動をさらに大きくつくりだすために奮闘する決意です。

2009年10月28日
         はばもうPAC3 活かそう9条 九州ネットワーク
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コメント 1

え

えっ?誰かがどこかに槍をなげうよとしてるときにこっちに来るかもしれないと思って盾をかまえちゃダメなの?その盾がどんなに高価で不完全でもないよりましだと思うけども。(無論その盾よりもいいものがあればいいのだが)あとそんなに自国に対して文句言うエネルギー使えるなら北朝鮮にその9条とやらを生かして文句言ってどうにかしてもらいたいですなぁ。そうすれば盾(PAC3)も必要ない!
by え (2012-12-06 23:01) 

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