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中秋の名月,少し手の込んだ楽しみ方を・・・ [趣味]

How to Enjoy Stereoscopic Views or Pictures of the Moon

1401577.gifより鮮明な改訂版です.
いろんな対象をいろんな方法で立体視する,つまり奥行き感,立体感を持って見ることに興味があり,これまで「ゴジラスコープ, Godzillascope 」とか空間描画装置(Space Vision)など作ってみました.今回は,お月様を立体的に眺める方法について考えます.
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立体感は右目と左目での見え方の違い(視差)によるものです.月のような遠方にある物体に対して視差を得るためには,「右目」と「左目」を大きく離さなければいけません.地上でこれを簡単に実現するには,満月かそれに近いときに,宵に東の空にある月と,未明に西の空にある月とを撮影し,向きを適切にそろえてそれぞれを左右の目で別々に眺めればいいわけです.(次の図参照)
moonearth.jpg

このようにして撮った写真です.右の写真を右目で,左を左目で見て下さい.(月が3つ並んで見えるようにして,真ん中のものに集中します.)
moonview.jpg

立体的に見えません? うーん,天体望遠鏡ではなく,カメラの望遠レンズ(200ミリ)を使ったので,あまりシャープでないせいかも知れません.今度の満月の時には天体望遠鏡できれいな写真を撮って,再挑戦してみます.1401577.gif結果はこちら.かなり鮮明です.

問題は,この2枚の写真の向きを調整,揃えることです.撮影地点の緯度,経度,それに月の位置(赤経,赤緯)から,撮影した二つの写真のタテ・ヨコをそれぞれどう傾けて並べればいいかという計算式も作りました.興味のある方は次のフォルダをご覧下さい.ただし,まだ使いやすい形にはなっていません.
Formulas to align two pictures are available in the following folder.
http://ad9.org/pegasus/Education/docs/lookatmoon/
[1401577.gifデータ復帰しました.2015.5.12]
ファイル名   内容
def-param.pdf パラメータの説明など(definition of parameters)
spacerot.mw  計算式(Maple worksheet)
spacerot.pdf 同,pdfファイル

実は上の写真はこの公式を使って並べたわけではなく,眺めながら手で回転してもっとも良さそうなところを選んだものです.ですから正確ではないかも知れません.

こんなことをやった人がいるかどうかネット検索(stereo + moon + picture)してみると,なんとゾロゾロ出てきました.代表的なものを次に挙げます.

Stereo Moon Pictures by John C. Ballou
http://home.comcast.net/~jlballou/LunarStereo/index.html
これは「クロスビュー」,つまり右目で左の写真を,左目で右の写真を見るタイプです.

古いところではこんなのもありました.
Stereoscopic Pictures of the Moon
http://physics.kenyon.edu/EarlyApparatus/Astronomy/Moon_Stereo/Moon_Stereo.html

インターネットを使えば,同一地点で時間差写真を撮るのではなく,地球上の離れた二点で同時に撮影し,それぞれでネット上に公開すれば「ライブ」で月の立体像が見られることになります.わずかながらも,時間差による月齢の差(太陽光の角度の違い)もなくなります.そのような場合は,同一の緯度を前提とした上のフォルダの式のままでは使えませんが,でも少し拡張するだけで対応出来ます.

同一時刻に観察出来れば,月の近くに星が見えるとき,それと月との遠近感も実感できるはずです.
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