27日はイギリス大使館に核廃絶のファクスを [反核・平和]
明日27日(月),イギリスのオルダーマストン核兵器工場に対する非暴力の大規模封鎖行動 Aldermaston Big Blockade が行われます.このオルガナイザーの一人である,英国アクロニム研究所のレベッカ・ジョンソンさんは,日本からもこれに呼応してイギリス大使館に何らかの抗議行動をしてほしいと言っていました.(右の写真をクリックすると本部のブログへ)
そこで,核兵器廃絶を望む皆様にお願いしたいのですが,イギリス大使館に英国の核の廃絶を求めるファクスを送っていただけないでしょうか.できれば,その文中にこの封鎖行動への支持も.ファクス番号は03-3230- 0624です.(電話は(03) 5211-1100.メールは"詳細連絡先"にある「一般的な英国に関するお問合せ」public-affairs.tokyoアットマークfco.gov.ukが該当するかと思います.)
応援のクリック歓迎 (1日1回まで)
当初,イギリス大使館前での当日集会などを考えましたが,人が集まらず断念しました.それで,ファスレーン365日本の仲間ではファクスを送ることにしました.より多くのファクスが送られればそれだけ影響も大きいと思いますし,現地の行動の応援になると思います.(現地に知らせたいので,ファクスを送られた方はtoyosimaアットマークta2.so-net.ne.jpまでお知らせいただければありがたいです.)
イギリスでは,その唯一の核基地があるスコットランドの政府が反核政策を掲げ,世論の大半もこれを支持しているという状況です.核兵器国の中では最も核廃絶に近い位置にあります.ぜひ日本の世論でこれを後押ししましょう.
ご参考までに,次に私が送る予定の文章を末尾に添付します.(切り貼りなどはご自由に.ただし文頭の部分など,そのままのコピーでは使えません.)
なお,英国大使館のウェブサイトは次のアドレスです.ごく最近の大使の日本記者クラブでのスピーチ原稿も載っています.
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/
オルダーマストン大規模封鎖行動“Aldermaston Big Blockade”については,「ゴイル湖運動家支援」のトップ記事(日本語)と,それからリンクしている現地の英語サイトをご覧下さい.
関連記事:大津留公彦のブログ
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ディビッド・ウォレン駐日英国大使御中
拝啓
大使におかれましては,時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.
私は大学で物理学を教える一教員です.実は,貴国の平和運動の人々と数年来関わりを持っております.このほどその友人たちが,10月27日に“Aldermaston Big Blockade”と称して,貴国の核兵器工場に対する非暴力の封鎖行動を実施します.これは,ブレア前首相が決めた核兵器更新の計画に反対し,貴国の核兵器の廃絶を求めるためのものです.
残念ながら私はこの行動に直接参加はできませんが,強い共感の気持ちでこれを見守っています.また,この行動は日本ではほとんど知られていませんが,もし広く知られれば,被爆国の国民として多くの人が共感するに違いありません.
貴大使館のウェブサイトによりますと,大使は,今月17日の日本記者クラブにおけるスピーチで,大量破壊兵器の拡散の脅威に触れておられます.この脅威を取り除く方法は,とりわけ貴国のような核兵器を持つ国にとっては,第一にみずからその核を廃棄することで模範を示すことではないでしょうか.(これが簡単にできない理由の一つは,同じくスピーチで述べられている「既得権益」にあるのではないかと想像します.)
核拡散防止はもちろん,すべての国の核兵器の廃絶のためにも,貴国の核兵器を率先して廃絶してほしいという一日本市民の気持ちを,どうか貴国政府にお伝えいただくようお願い申し上げます.
末筆ながら,大使のますますのご活躍をお祈り申し上げます.
敬具
(住所氏名,署名)
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追記:わずかに字句修正したものを27日早朝ファクスしました.
そこで,核兵器廃絶を望む皆様にお願いしたいのですが,イギリス大使館に英国の核の廃絶を求めるファクスを送っていただけないでしょうか.できれば,その文中にこの封鎖行動への支持も.ファクス番号は03-3230- 0624です.(電話は(03) 5211-1100.メールは"詳細連絡先"にある「一般的な英国に関するお問合せ」public-affairs.tokyoアットマークfco.gov.ukが該当するかと思います.)
応援のクリック歓迎 (1日1回まで)
当初,イギリス大使館前での当日集会などを考えましたが,人が集まらず断念しました.それで,ファスレーン365日本の仲間ではファクスを送ることにしました.より多くのファクスが送られればそれだけ影響も大きいと思いますし,現地の行動の応援になると思います.(現地に知らせたいので,ファクスを送られた方はtoyosimaアットマークta2.so-net.ne.jpまでお知らせいただければありがたいです.)
イギリスでは,その唯一の核基地があるスコットランドの政府が反核政策を掲げ,世論の大半もこれを支持しているという状況です.核兵器国の中では最も核廃絶に近い位置にあります.ぜひ日本の世論でこれを後押ししましょう.
ご参考までに,次に私が送る予定の文章を末尾に添付します.(切り貼りなどはご自由に.ただし文頭の部分など,そのままのコピーでは使えません.)
なお,英国大使館のウェブサイトは次のアドレスです.ごく最近の大使の日本記者クラブでのスピーチ原稿も載っています.
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/
オルダーマストン大規模封鎖行動“Aldermaston Big Blockade”については,「ゴイル湖運動家支援」のトップ記事(日本語)と,それからリンクしている現地の英語サイトをご覧下さい.
関連記事:大津留公彦のブログ
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ディビッド・ウォレン駐日英国大使御中
拝啓
大使におかれましては,時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.
私は大学で物理学を教える一教員です.実は,貴国の平和運動の人々と数年来関わりを持っております.このほどその友人たちが,10月27日に“Aldermaston Big Blockade”と称して,貴国の核兵器工場に対する非暴力の封鎖行動を実施します.これは,ブレア前首相が決めた核兵器更新の計画に反対し,貴国の核兵器の廃絶を求めるためのものです.
残念ながら私はこの行動に直接参加はできませんが,強い共感の気持ちでこれを見守っています.また,この行動は日本ではほとんど知られていませんが,もし広く知られれば,被爆国の国民として多くの人が共感するに違いありません.
貴大使館のウェブサイトによりますと,大使は,今月17日の日本記者クラブにおけるスピーチで,大量破壊兵器の拡散の脅威に触れておられます.この脅威を取り除く方法は,とりわけ貴国のような核兵器を持つ国にとっては,第一にみずからその核を廃棄することで模範を示すことではないでしょうか.(これが簡単にできない理由の一つは,同じくスピーチで述べられている「既得権益」にあるのではないかと想像します.)
核拡散防止はもちろん,すべての国の核兵器の廃絶のためにも,貴国の核兵器を率先して廃絶してほしいという一日本市民の気持ちを,どうか貴国政府にお伝えいただくようお願い申し上げます.
末筆ながら,大使のますますのご活躍をお祈り申し上げます.
敬具
(住所氏名,署名)
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追記:わずかに字句修正したものを27日早朝ファクスしました.
2008-10-26 19:05
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