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米印核協定を無効に [反核・平和]

NPT(核拡散防止条約)再検討会議まで2年を切った今,2000年の同会議での,核保有国による「核廃絶への明確な約束」を実行させるべくいろんな活動を盛り上げなければならない時です.ところが昨年来,このNPT体制そのものを崩壊に導きかねない事態が生じています.「米印核協定」です.NPTを否定するインドに核物質や核技術を供与するというのですから,イランや北朝鮮に対する米国の態度と比べると,まさにダブルスタンダードそのものです.

これをめぐって間もなく重要な会議が開かれようとしています.日本も含む原子力供給国グループ(NSG)の会議が今月21日と,9月に開かれます.この会議は全会一致制のため,一国でも反対すればインドへの核協力が止められます.
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7月30日付けで,広島と長崎の市長が,これに反対するよう総理大臣宛の要請書を送りました.

米国とインドの原子力協力への日本政府の対応についての要請書 (2008.7.30)
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1217390913975/index.html

また,原子力資料情報室は,一般の人が外務大臣にファクスを送るよう勧めています.以下にひな形があります.

外務大臣にFAXを!米印原子力協力協定反対の意思を表明しよう
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=677

詳しい情報は,上記の原子力資料情報室や,核情報(http://kakujoho.net/)のサイトにあります.

ピースデポの「核兵器・核実験モニター」のバックナンバー(ネットで閲覧可)にもこのことが詳しく載っています.

米印核協定・4つの問題点/なぜそこまで譲歩するのか/際立つインド優遇
http://www.peacedepot.org/nmtr/bcknmbr/nmtr286-7.pdf


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