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野党共闘問題と共産党中央委員会総会のことなど [憲法・教育基本法]

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今日はうれしい政治ニュースがあった.参院沖縄選挙区補欠選挙での野党共闘が成立した.
参院沖縄補選に狩俣氏/共産党と政策合意/9条改憲・安保に反対

先日の共産党中央委員会総会の決定では,「民主党がもう一つの保守党への変質を明瞭にしたもとでは、政権共闘はもとより、国政選挙での共闘も問題になりえません」*と言い切っていたので,野党共闘は絶望的と思っていた.
 * 志位委員長の幹部会報告,中程

今回の事例で,「報告」の上の内容は事実上撤回されたか,少なくとも100%そうではないということが分かったわけだ.このような形態が,本番の夏の参院選の一人区で広がることを願いたい.

ところで,この中央委員会総会の決定だが,教基法改悪問題での「総括」を期待したのだが,やはり見つからない.12月17日の記事「転進? ─ 教基法敗北に際して ─ 」の中で,しんぶん赤旗を引用して,総括がなされていないと書き,それは,「『阻止するためには何が必要か』という観点からの方針を持っていなかった」ためではないかと疑ったが,残念ながらこれが証明されてしまったと思われる.

教基法改悪問題は,幹部会報告の中で「教育基本法改悪と今後のたたかいについて」という一節で述べられているが,「総括」がないだけでなく,これほどの大敗北について語るにしては余りにもあっさりしている.深刻さが感じられないのだ.「口惜しさ」も全く読みとれない.

教育基本法は,平和憲法とならぶ戦後日本の最も重要な宝だったはずだ.その一つがかくも簡単に破壊されてしまったのだ.それに対してこの程度の“総括”では,私の上記ブログ記事の表題のように,やはり「転進」と粉飾しているように見えてしまう.九条が改悪された後も,やはりこのような「前向きの」総括をするのだろうか?

中央委員会総会の決定に関しては全体的にも問題がある.「決定」と称しながら,決議でもなくすべてが幹部のそれも委員長一人の発言録である.このような,ふつうでない形態は一刻も早くやめなければならないと思う.また,会議であれば様々な議論があったはずだが,その内容も,委員長の発言の中で非常に間接的にしか知ることができない.

このような不透明な,むしろ秘密主義的ともいうべき会議の「公開度」は,この党を国民から遠ざけるのに最大の貢献をしている.このことに幹部はなかなか気付きにくいだろうから,一般の党員がはやく気付くべきだ.そうしないと3%前後の支持率から抜け出すことは難しいと思う.

(註)19日13時30分,タイトルを変更しました.旧タイトルは「参院沖縄選挙区補欠選挙で野党共闘が成立」.

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コメント 40

おっはー

沖縄の候補は、「安保反対」とか、かなり民主党の基本政策とは違う独自性があったので、共闘できたのでは。「民主党だからダメ」という方針ではなく、民主党が自民党と変わらない方針なのがダメということなのでしょう。

他の党のそういう会議が、どのくらい民主的なのかは知りませんが・・。
一般的に「結語」では、討論のなかで出た「もっとこうすべき」「ここは足りない」などに答え、補足していると思います。

まっこうから反する意見は、あまり出ないようです。それが抑えつけられてのことか、もともとないのかは、意見のわかれるところかもしれません。
あと戦術論も、こういう表の会議では、そう出ない気がします。まあ、自分のいいと思う戦術が、みんながいいと思う自信はないですもんね。
by おっはー (2007-02-20 00:26) 

コミュニスト

>中央委員会総会の決定に関しては全体的にも問題がある.「決定」と称しながら,決議でもなくすべてが幹部のそれも委員長一人の発言録である

1.「党規約第4章第19条から28条まで」を検索してみてはいかがでしょうか?「他の党と同じではないか」との「誤解」があるように思います。かなり違ってますよ、日本共産党の場合は・・・。

2.「中央委員会の機構と人事」をみると、「委員長一人の発言」で物事が決まっていくようであるならば、組織の統一性は崩壊するでしょうね。他の党のように。それでは国民の信頼は獲得できません!

3.企業だって同じでしょう。ある商品を売るのに、社員がバラバラなことを言っていたら、消費者は、その会社を信用するでしょうか?

4.中央委員ではありませんので、細かい内規がどうなっているかは知りませんが、管理人様の学校でも、最高決定機関があり、その決定をつくるにあたっては、必ず提案があるはずです。その提案の作成者は個人が提案する場合もあるでしょうが、集団的に検討し、その検討を経て、会議に提案され、集団的に検討され、その決定に参加した人々は決定を全面実践する責任がありますよね。それは個人の場合と下部組織の場合もあるでしょう。それを組織的というのではないのでは?会社組織も、その点では同じだと思います。

5.だからこそ、その組織を構成する人間の民主主義観とか人間観とか、文化観とか、世界観が大きなウエイトを占めてくる!

6.管理人様の「科学の世界」に当てはめて考えるとどうでしょうか?
by コミュニスト (2007-03-06 00:16) 

yamamoto

決定のプロセスはさておいても,組織の決定を幹部の発言とするような形態は他に例を知りません.たいてい「決議」とか「議事録」のような文書とされるはずです.また,結論だけでなく議論の内容もできるだけ,もちろん全部とはいかないでしょうが,公開することが,国民の信頼と理解を得る道だと思います.
by yamamoto (2007-03-06 01:52) 

ワンダラー

一般の会社においては、会社の代表として社長とか専務・常務クラスが「今年度○○に新規参入する」などと外に発表するのは別に珍しくもないような。ことによると社員も新聞で初めて知ったとかそういう話もよくあります。
まあ、私企業と天下の公党では果たすべき社会的責任の重さは比べるべくもないのですが、総括で何をするべきなのかというのは、大抵は組織内にいれば自明なこととして処理され、情報の受手には手っ取り早く簡潔な結論が好まれるので、中間のプロセスをすっ飛ばされたものが表に出てくることが多いのはある意味仕方がないのかもしれませんね。
by ワンダラー (2007-03-06 06:29) 

コミュニスト

1.「決定のプロセス」は「さておいて」おくことはできません。それだけの人間が参画するか、これが民主主義ではないでしょうか?
2.「組織の決定を幹部の発言とするような形態」を「決定のプロセス」で「参加者自身」で確認しているんですね。
3.「他に例を知」らないのは、他の政党には派閥があり、それがメディアで当然のことのように報道され、日本共産党のことを黙殺・無視しているメディアがあるからだと思います。
4.たいてい「決議」とか「議事録」のような文書とされていますよ。党大会についても「前衛」で特別号で内容すべてが明らかにされています。中央委員会総会についても、決議集が冊子で販売されています。
5.「結論だけでなく議論の内容もできるだけ」明らかにしています。HPにはムービーで見ることが出来ますので、是非とも検索してみてください。大会決議案は事前に公表され、決議案についての討論内容も公開されています。これほどの政党はないと思いますよ。之が民主集中制の具体化なんだと理解しています。
by コミュニスト (2007-03-12 23:35) 

yamamoto

コミュニストさん
>5.「結論だけでなく議論の内容もできるだけ」明らかにしています。HPにはムービーで見ることが出来ますので、是非とも検索してみてください。

おっしゃるのは次のページだと思いますが,「フロア」からの発言は収録されていないようです.
http://www.jcp.or.jp/jcp/24th-3chuso/index.html
一般の党員などの意見が公表されるのが党大会の時だけ,というのは,ちょっと間が空きすぎだと思います.
by yamamoto (2007-03-13 00:14) 

布引洋

この議論の問題点を簡潔に言うとコミュニストさんの『民主集中制』の問題に集約されるのではないでしょうか。?
何故現在の日本共産党は民主集中制にこだわるのか。?
なぜ民主主義だけではいけないのか。?
>集団的に検討、その決定に参加した人々は決定を全面実践する責任がありますよね<民主主義の基本的原則です。
検討段階で反対であっても実践段階では決定に従がうのは民主主義の基本原則であって、あらためて民主集中制などと言う必要性はまったくありません。
ではなぜ共産党幹部は民主集中制にこだわるのか。?この言葉は前半の民主主義ではなく、本音は後半の集中制にこそ其の本当の重要性があるのではないか。?
民主主義は一般党員の利益に、集中制は党幹部の利益になります。
1980年代以降党勢が伸び悩んでいる原因は、集中制の不足ではなく民主主義の不足が原因しています。それで結果的には自民党などの保守政党に利益を与えています。
by 布引洋 (2007-03-13 17:16) 

コミュニスト

布引洋さんへ
>1980年代以降党勢が伸び悩んでいる原因は、集中制の不足ではなく民主主義の不足が原因しています。それで結果的には自民党などの保守政党に利益を与えています。

事実を確認してみてくださいな。80年代以降、公明党と民主党の合意、公明党と社会党の合意があったことを。そして中曽根内閣の戦後政治の総決算政治があり、民営化と革新自治体つぶしがあった!その総決算が消費税導入と中国の天安門事件の利用があった。でもそれでも戦後政治の総決算ができなかったのは、リクルートや佐川急便問題があったからではないでしょうか?その対極に企業団体献金を受け取らない共産党がいた!
だからこそ「反自民・革新」ではなく「非自民・非共産党」勢力を育てようとした。社会党がそれに乗っかっていった!そして自滅した!後は別の機会に譲ります!

民主集中制=民主主義的中央集権制は、80年代以前も共産党の原則でした。布引洋さんの考えだと、60年代から70年代・80年代の躍進・前進、革新自治体の増加をどう説明します?事実を確認してくださいな。布引洋さんのお考えはお考えとして理解できとりますので。

官僚主義的中央集権制の対極とでも言っておきましょう。今日のところは・・・・。

管理人様へ
>「一般の党員などの意見が公表されるのが党大会の時だけ」ってのもすごいと思いませんか?公開討論もしている!中央委員会総会の発言も「しんぶん赤旗」の別釣りの紙面に掲載される時もありますし、コミュニケも発表されていますね。発言の全部が出せないからと言って、全面否定はできないでしょう!何より最近はムービーで見ることができるところまできたってのがすごいと思いませんか?コミュニストも、結構意見を送ったりしているんで、喜ばしいことだと思っておりますよ。
by コミュニスト (2007-03-19 19:31) 

布引洋

「民主集中制=民主主義的中央集権制」などと言う考えは反共主義者の妄言です。
民主主義的中央集権制を日本共産党が組織原則とした歴史はありえません。
『中央集権制(独裁制または専制政治)は民主集中制の対極にある制度である』が共産党の公式見解のはずです。


日本共産党の歴史において、80年以前と以降の余りの違いに党員も支持者も気が付いていると思います。
80年以前、選挙のたびに議席が増えるのが当たり前、得票が増えるのが常識だったのです。正しい政策的を宣伝すれば勝って当然です。選挙のたびに共産党が、文字どおり倍増する勢いで躍進した。

結党以来85年の歴史と言われているが戦前にはインテリ層の極一部に知られていただけで、大衆は全く其の存在を知らなかった。
有権者は存在も知らない共産党の政策など知る由も無い。よって共産党が候補を立て政策ビラをまけば自動的に党躍進になった。この状態が80年まで続いた。80年以降は皆さんがよく知っている状態が続きます。

20年以上前の話ですが、躍進がとまった時に共産党中央は其の原因を自民党などの反動勢力による「反共攻撃」と説明しました。
45議席に共産党が躍進した直後、不破書記長の秘書が酔っ払って他人の自転車に乗っていたと言うような瑣末な事件が次々と大々的に報道されました。
殆どの党員や支持者は反共攻撃の説明に納得しました。

しかしマルクスエンゲルスの共産党宣言の記述にあるように反共攻撃は150年前から存在し、1980年ごろまでは激しい反共攻撃の中でも躍進していたのです。
by 布引洋 (2007-03-20 10:37) 

yamamoto

字面上では「民主集中制」は民主主義的中央集権制(democratic centralism)の省略形でしょう。その限りでは、どの政党も「民主集中制」でないと成り立たないのは当然で、いわゆる「党議拘束」はその現れの一つでしょう。しかし意味的には、この言葉には、旧社会主義国の一党独裁的な、つまり「民主主義」は名ばかりの中央独裁というニュアンスがこびりついています。それだけでなく、現在の共産党もその呪縛から完全に自由にはなれていないように思われます。この点、独立した研究者集団による、共産党の内部における民主主義の実態・水準についての、実証的な研究が望まれます。

コミュニストさんは「『一般の党員などの意見が公表されるのが党大会の時だけ』ってのもすごいと思いませんか」と言われますが、すごいのはむしろその時代遅れぶりです。これだけ変化の速い時代に、全党的な意見交換が数年に一度というのですから。

共産党に限らず、人が組織に所属すると、その組織への忠誠心が幹部への忠誠心に取って代わられるという倒錯はしばしば見られるのではないでしょうか。「人治」を防ぎ「法治」を守ることができるかどうか、そのためのシステムと文化を組織自体が備えているか、これが組織における民主主義のバロメータの一つではないでしょうか。

党内のことだからと軽視することはできません。国民は、政権を取ったときのその政権のありようは、その党自身の民主主義のレベルに大きく影響されると思うのではないでしょうか。そしてそれが根拠のないことだとは断言できません。「たしかな野党」である間に、「たしかな与党」になる訓練をしっかりとしておかなければならないと思われます。

なお、だいぶ前の規約改正で、共産党は「地方自治」の要素を取り入れています。つまり「中央集権」だけではなくなりました。規約第十七条の二項には次のようにあります。
「地方的な性質の問題については、その地方の実情に応じて、都道府県機関と地区機関で自治的に処理する。」
by yamamoto (2007-03-21 00:40) 

コミュニスト

1.しかし意味的には、この言葉には、旧社会主義国の一党独裁的な、つまり「民主主義」は名ばかりの中央独裁というニュアンスがこびりついています。
管理人様の「民主主義」は名ばかりの中央独裁というニュアンスなんですよ。科学者にしては非科学的な推論?憶測ではありませんか?
旧社会主義国と対決していた歴史を踏まえてほしいものですね。しかも過ちは過ちとして認めている!

2.それだけでなく、現在の共産党もその呪縛から完全に自由にはなれていないように思われます。
「ように思われます」ってのも、そうですよね。

3.共産党の内部における民主主義の実態・水準についての、実証的な研究が望まれます。
それには、管理人様が共産党に入党してみることですね。できないか?
そんな冗談はさておき、「実証的な研究」って、おかしいですよ。1・2の管理人様の発言が「実証的」ではありませんから!

4.、「たしかな与党」になる訓練をしっかりとしておかなければならないと
地方では、どれほど与党になっているか、70年代から80年代にかけて「与党」でしたよ。ご存知ないのですか?それを破壊したのは、誰でしょうか?これもすでに「歴史的に」解明されていることです!

5.「共産党は[地方自治]の要素を取り入れています」
これは00年9月に行われた第7回中央委員会総会で提案され、11月の22回大会で決定されたものです。規約改定案についての不破委員長報告をみれば、「つまり[中央集権]だけではなくなりました」という単純なものでないこと、管理人様の「思惑」と違っていることが判ります。

(1)17条の内容について、国際的、全国的な性質の問題での全党の行動の統一の重要性と、地方的な問題での地方機関の自主性とをあわせて強調しましたが、この両方の関係をよく理解すること、大いに地方に創意を発揮しながら、全党的には行動の統一を守るということに熟達することを、党規約の改定案は求めている・・

(2)第31条第1項「地方的な問題は、その地方の実情に応じて、自主的に処理する」

(3)第36条第3項「地区的な問題は、その地区の実情に応じて、自主的に処理する」

(4)それに関連する措置として、これまでは地方の色々な問題でも中央に承認を求めるということがかなりあったのですが、できるだけそれを減らして、地方の自主的な権限を、より強化するようにしました。

(5)第21条第7項「地方党組織の権限に属する問題でも、必要な助言を行うことができる」と、大変ひかえめな表現で規定したのも、この見地からであります。

6.不破委員長の大会結語に興味深いものがあります。それは「者」表現に関する部分です。
規約第4条は「18歳以上の日本国民で、党の綱領と規約を認める者は党員となる」、この「者」という言葉に意見がりました。「日本語では[者]という言葉には、相手を見下げる語感があるのではないか」という意見でした。「者」というのは、たとえば日本の憲法などの公的な文書にも、ごく普通に使っている言葉ですから、私たちはそのつもりで使っていたのですけれども、そういう意見をいただいたので、あらためて日本語の研究をしてみました。いろいろな辞書をしらべましたら、たしかに心配されるだけの根拠が、この言葉のなかにあったということがわかりました。・・指摘されたおかげで、私たちも、日本語の歴史の奥深さを勉強しなおしました。そう指摘されるような歴史を持った言葉である以上、これはきれいにあらためようということになりました。規約には「者」という言葉が11ヵ所ありましたが、それをその条項の内容に応じて「人」「党員」、ときには「委員・准委員」などすべてあらためました。

日本共産党の民主主義・人間・文化観がお判りいただけましたでしょうか?
by コミュニスト (2007-03-21 02:23) 

布引洋

>字面上では「民主集中制」は民主主義的中央集権制(democratic centralism)の省略形

文法的には全く其のとうりなのですが日本共産党は『集中制』と言っても『中央集権性』と言うことは絶対にありません。

此処を巧妙に注意深く使い分けている。
自分たちが世間からどの様に見られているか、ある程度は自覚があるようです。
日本共産党が『中央集権制』と見られることを極端に嫌っています。
コミュニスト氏のように民主集中制=民主主義的中央集権制は、官僚主義的中央集権制の対極などとは言いません。

では何故日本共産党は「中央集権制」と言う言葉の使用を躊躇うのか。
答えは簡単で、党の支持者や有権者たちが『中央主権制』を嫌っていることを知っているからです。
『中央集権制』を声高に叫べば共産党の得票に影響するのは明らかで、党幹部は其のことを良く知っています。

今党勢が伸び悩んでいるのは共産党の存在を大衆が知らないからではない。
共産党の政策を有権者が知らないからでもない。
多くの有権者が共産党に投票しないのは共産党の政策に反対しているからではない。
多くの有権者(多分国民の8割)は日本共産党の政策に賛成している。しかし共産党に投票しない。

なぜ、政策には賛成しても日本共産党に投票しないかの理由は有権者に聞いてみるとよい。
其れこそが『中央集権制』なのです。
今は良い事を言っている。しかし政権を執ったらどうなるか、大衆は其れを心配している。中国や旧ソ連の悪い見本には事欠かない。

有権者は共産党の政策を支持しているが、共産党の中央集権制にはっきりと反対している。
by 布引洋 (2007-03-21 12:39) 

コミュニスト

布引洋 (2007-03-21 12:39) さんへ
>「なぜ、政策には賛成しても日本共産党に投票しないかの理由は『中央集権制』なのです」
だったら、安倍政権や石原ゴーマン都政・私物化都政が否定されないのは何故でしょうか?
布引洋 さんの「論」からすれば、彼らの政権運営は、極めて「中央集権制」っていうか、ファッショ的ですよ!安倍自公政権と石原ゴーマン都政は?そうは思いませんか?

>「政権を執ったらどうなるか」って、ちょっと待ってくださいよ。現在、日本共産党は地方において、「政権を執って」きた経験は、戦後たくさんあるのではありませんか?今現在も、あなたの指摘しているように、保守と言われている人たちとの共同で地方では政権を執っているのです。とても共産党の基礎票では不可能ですよ。

>それが「敵失」かどうか、「敵失」ではない政権の執り方ってあるのでしょうか?二大政党制の政権交代論こそ、「敵失」論ではありませんか?だからこそ、共産党排除論が革新的といわれている人たちからも出てくるし、共産党戦犯論も出てくる。石原の「敵失」があるのに、何故吉田を担ぐのかってね。その「敵失」を作ったのは誰かってことを黙殺してです!

>「大衆・有権者が知らないからでもない」「共産党の政策に反対しているからではない」
メディアが「マニフェスト」選挙を吹聴しているのに、「共産党の政策に反対していないのに支持が広がらない」っておかしくありません?日本共産党の場合は、科学的社会主義を基礎とする考えがあり、国民の実情があり、綱領があり、政策があり、運動があり、それを担う人々と組織があるのですね。それらは一体的なものとして存在しているのです!その「有権者が共産党の政策に反対していない、知らないのではない」って言いますが、あなたの考えを正当化する為の方便ではありませんか?だったら、先ほど述べたように、組織運営の中で練られて作られる政策が支持され、共産党が躍進できるはずです。政党助成金や企業団体献金・パーティー券などのカネの問題を見ても、清廉潔白の共産党が支持されないはずがありません。明瞭です。しかし、それが「民主集中制」にあるというのは、飛躍以外の何ものでもありません!

繰り返して言います!先ほど以来述べてきたように「民主集中制」を正確に知らせることを怠っていることを黙殺しているからです。「中国や旧ソ連の悪い見本」と最も果敢に戦ってきたことをメディアは報道しないし、あなた自身が、それを黙殺して、語っていることに端的に証明されていないでしょうか?現在の日本にあなたのような「論」には全く「事欠かない」のが真実ではないのでしょうか?

>最後に例をあげます!
今年に入って民主党候補に勝った陸前高田市、部落解放同盟の乱脈に敢然と立ち上がって保守層の人たちとの共同で勝利した長野御代田町、これなどは、奈良市の部落解放同盟の報道ぶりをみれば、、画期的な事件でした。でもメディアは、果敢に戦っている共産党の姿(政策と綱領、組織運営など)を国民には、一貫して知らせることをサボタージュしています!

メディアはこうした与党となった自治体における経験を国民に知らせません。国会の中で、どのように闘っているか、知らせません。その闘いが、日本共産党の組織の運営の結果であることも知らせていません。

わざわざ「者」論を掲載した最大の理由は、そこにあります。これらは民主主義の放棄と言わなければなりません。、あなたの「論」で言えば、日本共産党の方が安倍自公政権や石原ゴーマン都政より悪くなってしまう!オカシナ話ですね!?
by コミュニスト (2007-03-21 18:59) 

布引洋

コミュニスト氏へ。
論争の意味、内容を理解できていないようです。長々と赤旗等の新聞や共産党の公式の出版物の引き写しをコメント欄に書く暇があるなら当エントリー記事、私やブログ主のコメントをよく御読み下さい。

もう答えは出ているのです。
20年以上の共産党の停滞の理由を『反共宣伝』『反共活動』に求めるのは元々無理がある。

マルクスエンゲルスの共産党宣言の昔から反共宣伝は歴史的事実がある。
反共攻撃は150年前から存在し、1980年ごろまでは激しい反共攻撃の中でも躍進していた。

全ての組織は肥大化すると例外なしに中央集権を指向していきます。
組織とは本来的に中央集権を内包しています。

しかし21世紀の現在において『中央集権』を組織原則に掲げる政党は日本共産党だけ。しかし程度の差は有れど政党は皆中央集権制をとっています。

例えば自民党は党名に自由と民主主義を上げ、組織原則に民主主義を掲げていますが、共産党以上に中央集権制を執っています。(党大会で決めるのは党首だけで、全ての中央役員は党首が決める)

>日本共産党は地方において、「政権を執って」きた経験は、戦後たくさんあるのではありませんか

コミュニスト 氏は何故突然に痴呆を装うのですか。?日本に地方政権は存在しません。日本が何時から連邦国家になったのですか。?

定数一の選挙区で勝った例が有るから云々は、何の例にもならないのはコミュニスト 氏自身が良く知っているはずです。何でも例外はある、例外を提示しても何の意味も無い。全体のパーセンテージが問題なのです。
戦後0から出発し倍倍ゲームのように躍進した。7~8%の得票になった時から停滞が始まって25年間この状態が続く。

全ての政党が民主主義を掲げている現在において、共産党一人が其れに逆らい集権制を組織原則に掲げる。これで勝てる方が可笑しい。
実態はすべての政党の中で一番民主主義的に運営されている共産党が唯一人中央集権を叫ぶ。愚かしい限り。

一般大衆は民主主義は歓迎しても中央集権は歓迎しない。共産党はわざと人々が嫌がる言葉を使いたがる。

「民主集中制」と言っても民主主義的中央集権制とは言わない理由を説明できますか。?
by 布引洋 (2007-03-22 10:43) 

布引洋

多くの有権者(多分国民の8割)は日本共産党の政策に賛成している。しかし共産党に投票しない。
本当かどうか知りたいのなら共産党ではなく民主党とでも名乗ってみてください。全く同じ政策がほとんどの有権者の支持を集めるでしょう。
共産党の政策を嫌っているのではない。共産党の名前を嫌っているのです。
by 布引洋 (2007-03-22 10:57) 

コミュニスト

1.「長々と赤旗等の新聞や共産党の公式の出版物の引き写しをコメント欄に書く」のは、あなたの発言のなかに日本共産党ついて正確なご理解がいただけないからなんですよ。誤解がおありのようですね。以下述べます。

2.「20年以上の共産党の停滞の理由」云々
「20年前」という限定つきでだったので、20年前の事実を述べたのです。
「反共攻撃は150年前から存在し、1980年ごろまでは激しい反共攻撃の中でも躍進していた」のは、自然現象?のように言われているように感じてしまうのはあなたに対して失礼かもしれませんね。そうでないのであれば謝罪します。
でもその「躍進」は誰が奮闘したか、誰がそれに共感したか?その「躍進」に対して攻撃し、分断してきた諸事実を黙殺しては説明ができないのでは?
あなた自身は共産党には物申すけれども、それに対抗して攻撃し分断してきている自民党等がどのように共産党を攻撃しているかの分析が欠落していませんか?
ヨーロッパにおける「妖怪」論や明治中期の「コレラ」論、戦前の「非国民・国賊」論等、そのウラでどのような「国民的悲劇」が起こったか、いわゆる「反共主義」の歴史的役割は検証ずみの事実ですよね。
しかも「反共攻撃の中でも躍進した」と称して、現在「躍進」していないのが、「組織は肥大化すると例外なしに中央集権を指向して」いるからだというのは、「共産党責任」論であり、そのことは別の視点で言えば、共産党の躍進を阻もうと躍起になって手練手管を弄して攻撃している「自民党等の免罪」論になりませんか?
自民党等の共産党攻撃、革新・民主勢力分断のあなたの分析を是非ともお聞かせいただければと思います。

3.「自民党は・・共産党以上に中央集権制を執っています。(党大会で決めるのは党首だけで、全ての中央役員は党首が決める)」って、あなたの「論」をそのまま使わしてもらえば、そうであるならば、自民党は共産党のように躍進できませんよね?不思議な発想ですね。因みに共産党の方が自民党より、ずっと民主的ですよ!判りません?事実の問題として。だってあなたのあげた例とは全く逆の党運営を行っているからです!

4.「何故突然に痴呆を装うのですか」って「痴呆」ってどんな意味・役割を持つ言葉として使っているか、自覚されています?

5.「地方において、[政権を執って]きた経験」って言ってることを正確にお読みくださいな!「日本に地方政権は存在しません。日本が何時から連邦国家になったのですか。?」なんて意味で使っていないことは明瞭ですよね。
「60年代から70年代・80年代の躍進・前進、革新自治体の増加をどう説明します?事実を確認してくださいな」って言ってるじゃないですか!

6.「[民主集中制]と言っても民主主義的中央集権制とは言わない理由を説明できますか。?」という質問については、規約改定時の不破報告を再度お読みくださいよ。「者」論の討議の趣旨を正確にお読みいただければと思います。
共産党が言葉の概念を歴史的、思想的、政治的、文化的に検討・解明していることがご理解いただけるのではないでしょうか?現在の規約に第3条には「民主集中の基本」が明記されています。HPをご覧になっていただければご理解いただけると思います。難しいことは言っておりません!

7.「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更された問題について、正確に言えば、第20回大会(94.7)にその理由が書かれています。要約してみますと、

「民主集中制」という用語は、従来から党大会や中央委員会の決定をはじめ党の文献で正式に使用されていた。・・・それは、党内部で構成員による民主的な討議をおこなって総意を反映すべきこと、同時に、民主的討議をおこなったうえで党内の総意を集約することが必要であり、それは最終的にしかるべき機関での多数によることを明らかにした。組織において、「民主」と「集中」とは矛盾しているかのようにいう議論があるが、・・・・国民に責任を負う大衆的な政党において、党員の総意を結集し党の意思を決定する大会等の機関やそれを日常的に実行していく・・・民主集中制をただしく運用するためのは、組織的には、自由分散主義と官僚主義の双方を拝することが必要であり、・・・党員も党機関も、不断の教育・学習によって政治的自覚、党員が党に参加した自発的意思を強化向上させ、思想的、理論的、政治的水準を高めることが重要である。それによって、民主的討議も充実し、決定を我流でなく正しく理解して実行する真の集中も保障される。

どうでしょうか?長くなってしまうのは、共産党についての誤解と偏見がありのようですので、共産党のことを正確にご理解いただくために、長くなってしまうのです。スミマセンねぇ~。

「しんぶん赤旗」を是非ともお読みいただけないでしょうか?他の新聞と読み比べていただければ、幸いです。HPでも結構ですが、「しんぶん赤旗」は党財政・運営・活動の重要な資金源です。大企業からビタ一文、不当な憲法違反の政党助成金なしで、それこそ、自民党と対決する為に立候補しているのですよ。是非ともご協力をお願いお申し上げます。中央委員会に代わってお願い申し上げます。
管理人様には、感謝申し上げます。
by コミュニスト (2007-03-22 21:56) 

布引洋

恐れ入りました。・・私の負けです。
『他人の出版物の引き写しをコメント欄に書く』事を注意したら何倍もの量の引き写し記事尾コメント欄に書くとは・・・・・とホホ
選挙戦の終盤に、深夜や早朝の時間帯に共産党事務所を名乗り「共産党のOOをよろしく」と電話をかける作戦?があります。
支持者のの言葉を完全無視して、相手に共産党の政策を一方的に喋り電話を切る。
コミュニストさんのやっているのは殆どこの作戦?ですね。
匿名の嫌がらせ作戦の高等な上級バージョンです。コミュニストを名乗って共産党の足を引っ張る。
「コミュニスト」と言うHNからして可笑しい。
はっきり名乗っているようで、まったく名乗っていない。意識的に、注意深く自分を隠している。
何か個人を特定するものはまったくない。
何ら自分の思想信条の特徴や傾向を一つも喋らない。(アカハタ等の新聞、書物や公式発言のの引き写し)
ネットウヨが「通りすがりの」「日本人の一人」などと名乗るのとよく似ている。

最近BLOG BLUESの「共産党を党名変更で北欧型社民党に」と言う記事に対して「賛成です今の日本で一番北欧型社民党に近い政党は共産党」とコメントすると何やら理解不能の言語が返ってくる。
その昔シーガイヤになる前の土地でコンミューンごっこをしていた生き残りグループらしいのは後で分かる。なにやら左翼用語を使うからと言って左翼とも限らない。

コミュニストを名乗るからと言って共産党員とは限らない。
この人物赤旗は見出ししか読まないか、読んでも内容を理解することが理解できないのか。?

コミュニスト 氏へ公式文書をコメント欄に書くのは止めなさい。
このブログ読者なら君の書き写す文章などは既に読破済み。君の百倍は内容を理解しています。
内容の無い文章の水増しは止めなさい。
どうしても書き込みたいなら、参考文献を指定するだけで十分、君よりも沢山読んでいる。

7.「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更された問題について・・・・・理由が書かれています。要約してみますと
・・・・・いくら読んでも何も書いてない。
中央集権制などとは一言も書いていない。
この自称コミュニストの読解力がどれ程のものか見て取れる。
日本共産党は「集中制」とは言うが「中央集権制」とは絶対言わない。自称コミュニストの正体が透けて見える。
by 布引洋 (2007-03-23 10:37) 

yamamoto

このコメント欄を一週間停止します.コミュニストさんが先攻だったと思うので,5回裏が終わったところです.
by yamamoto (2007-03-23 16:32) 

yamamoto

コメント欄を再開しました.
by yamamoto (2007-03-30 15:28) 

コミュニスト

再開を祝して一言、二言。

コミュニストは「正真正銘の日本共産党員」です。70年代から今日まで日本の民主主義と国際連帯の運動に日本共産党の一員として参加してきたことを誇りに思っております。

コミュニストは、布引さんの問いかけに、具体的に噛み合うように、具体的な事実・党の見解を指摘して、お答えしているのに、「電話」論を持ち出して、論点をすりかえているのはどちらでしょうか?

しかも「[痴呆]ってどんな意味・役割を持つ言葉として使っているか、自覚されています?」って具体的に噛み合うようにしているのに、無視されていますよね。これはアンフェアーですよ。

「日本共産党は[集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」理由は上記の中に書かれていますよね。批判があるならば、上記の文章を具体的に指摘していただければと思います。それが論争のマナーというものです。

「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更された「理由」が述べられていますので、よくお読みくださいな。

以上、これまでの経過を踏まえると、「論争の意味、内容を理解できていない」のは布引さんのようですね。
by コミュニスト (2007-03-31 00:23) 

布引洋

提案です。「コミュニスト」を辞めて「70年代から一貫したOOO」或いは30年間のOOO」或いは「コミュニスト30」等に変更されてはいかがですか。
ブロぐは公開されており全ての人に閲覧可能です。あなた一人のお陰で共産党員全体が批判されます。悪い影響を与えるでしょう。

自称コミュニスト氏が残念ながら共産党綱領も党の方針もよく読んでいない、あるいは読んでも理解できないらしい・・・ことは私にも理解できました。

「日本共産党は[集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」
やっと自称コミュニスト氏にも理解できたようです。しかし
>理由は上記の中に書かれていますよね<
自称コミュニスト氏には書いていないものが読めるようです。私には残念ながら、そんな特種能力はありません。

「大衆は民主主義は歓迎するが中央主権制には反対する」と書いたら、ゴーマン石原云々と、何ら反論にもならない書き込みで論争に全くなりません。
石原慎太郎や小泉純一郎が人気が有るのは彼らがリーダーシップがあるかのように装って大衆の人気をつかんだから。
中央集権制を標榜したからでは有りません。其の逆です
中央集権の専制政治を目標にしているけれど決して口には出しません。
中央集権制を言えば民衆が反発する事実を彼等は知っています。
それで「民主主義の実現」しか喋りません。
小泉や石原に投票したのは民主主義の強いリーダーシップを求めたのであって「中央集権制」を支持したことにはなりません。

>「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更された「理由」が述べられています<
などとは共産党員なら絶対に言わないはずです。
なぜならば元々『民主集中制』で、変更はされていないからです。85年間変更なし。共産党とはそういう変なところがあるのです。

普通の知識人、常識人、まともな普通のコミュニストなら知っています。知らない自称コミュニスト氏はまともでも普通でもありませんね。
共産党の公式文書の類は大量に出回っているので誰にでも手に入ります。
公式文書の丸写しコメントなどは共産党員でなくとも創価学会、統一教会等など誰にでも出来ます。
あちこちの護憲派のブログに「コミュニスト」を騙って共産党の丸写しコメントを送る輩が色々いるようですが、小林義則や西尾幹二等の著作の丸写しコメントを送るネットウヨと同等の行為で、同一人物がやっていたとしても全く不思議はありません。

「日本共産党は[集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」理由が理解できれば、自分自身の言葉で書いてください。
出来ないのであれば、論争云々以前に、話にならないのでコメントは打ち切ります。
by 布引洋 (2007-03-31 10:46) 

布引洋

この自称コミュニスト氏の常套手段(特技)は、長い長い引用文と次々と問題を拡散することで、最初に論議していたのが何だったかサッパリ分からなくすることです。

色々な問題提起に答えられないのではありませよ。
幾らでも自称コミュニスト氏程度の理解力でも分かるように説明して差し上げます。
ただし最初の問題が解決してからです。君の特技には引っかかりません。

どんな組織でも「大きな組織」は程度の差こそあれ中央集権制なのです。
例えば単なる趣味のクラブでも、完全なる民主主義は少人数の同人組織くらいのもので、巨大組織は中央集権的です。(しかしいかに集権的でも民主主義としか言いません)

日本の政党組織の中で日本共産党が一番民主的に運営されています。しかし其の政党が中央集権制を標榜している。その矛盾に気が付きさえすれば色々な事柄に気が付くことが出来るでしょう。

ちなみに一番非民主的に、中央集権的に運営されている自民党は、民主主義、民主主義と連呼していますが全く民主的ではありません。
by 布引洋 (2007-03-31 15:12) 

yamamoto

選挙の最中ということもあり,ネガティブキャンペーンになる恐れもあるので,再開したとはいえかなり控え目にしたいと思います.(私の議論からすれば,むしろオープンな議論は逆にプラスの効果ありと言うべきかもしれませんが,しかし時期という要素も重要でしょう.)

コミュニストさんの (2007-03-22 21:56) の記事について少しコメントします.
(項目2)
コミュニストさん:・・・「共産党責任」論であり、そのことは別の視点で言えば、共産党の躍進を阻もうと躍起になって手練手管を弄して攻撃している「自民党等の免罪」論になりませんか?
yamamoto:これは,布引さんの議論を「共産党“だけの”責任」とすり替えたようなもので,だれもそんなことは言っていないと思います.
(項目3)
コミュニストさん:「自民党は・・共産党以上に中央集権制を執っています。(中略)そうであるならば、自民党は共産党のように躍進できませんよね?不思議な発想ですね。
yamamoto:「 中央集権制」の問題にせよ何にせよ,党の消長がただ一つの要素だけで決まるわけではありません.
(項目7)第20回大会の議論について.
yamamoto:引用されたのは「党規約改定案の提案説明」の中の一節ですが,読み直してなおさら「民主集中」の用語は不要と思いました.一般の組織で行われる決定ルールと何ら違いがないのですから.(残念ながらこの文書はウェブ上では見つかりませんでした.)
by yamamoto (2007-04-01 07:38) 

コミュニスト

by 布引洋 (2007-03-31 10:46)さんへ
「提案です」以下の①から⑥の文章の「内容=つながりを含めて」がコミュニストには全く理解できません!
①「コミュニスト」を辞めて「70年代から一貫したOOO」或いは30年間のOOO」或いは「コミュニスト30」等に変更されてはいかがですか。
②ブロぐは公開されており全ての人に閲覧可能です。
③あなた一人のお陰で共産党員全体が批判されます。
④悪い影響を与えるでしょう。
⑤自称コミュニスト氏が残念ながら共産党綱領も党の方針もよく読んでいない、あるいは読んでも理解できないらしい・・・ことは私にも理解できました。
⑥「日本共産党は[集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」やっと自称コミュニスト氏にも理解できたようです。

でも最後の⑥についてだけ述べておきます。
by コミュニスト (2007-03-31 00:23)
「日本共産党は[集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」理由は上記の中に書かれていますよね。
「大衆は民主主義は歓迎するが中央主権制には反対する」と書いたら・・・・・布引洋 (2007-03-31 10:46)
この発言は、どこの部分を指しているか、勘違いされていませんか?

by コミュニスト (2007-03-22 21:56) で書かれていますよ。
「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更された問題について、正確に言えば、第20回大会(94.7)にその理由が書かれています。要約してみますと、

コミュニストから布引洋さんへ、お願いです。この要約部分について、どうお考えになったか、それを質問したのです。是非とも噛み合った見解をお願いしますよ。

「いくら読んでも何も書いてない。中央集権制などとは一言も書いていない。」と 布引洋 (2007-03-23 10:37)さんは、仰っていますが、ここは中央集権制という言葉を使わないで、民主集中制に変更した理由が書かれているの部分なんですよ。中央集権制などとは一言も言うはずはないですよ。

この自称コミュニスト氏の常套手段(特技)は、長い長い引用文と次々と問題を拡散する(布引洋 (2007-03-31 15:12)と仰いましたので、「民主集中制についても、誰もが読めば理解いただけるように、核心をわかりやすく表現して五つの柱にまとめています」と書かれたものを紹介しておきます。

『国民に開かれた党へ 日本共産党 新規約のはなし』浜野忠生著 新日本出版社刊です。あるいは『前衛』(01年5月・6月号)、そして日本共産党の規約(これはHPで検索できます)をご参照なさってください。これが「民主集中制」を現段階で正式に表現した部分です。

これがどこに問題があるか、具体的に指摘していただけると、コミュニストの綱領と規約の理解度が証明できると思うし、このブログをご覧になっていらっしゃる皆さんにもご理解いただけると思いますので、宜しくお願いします。

なおコミュニスト (2007-03-22 21:56) が4.「何故突然に痴呆を装うのですか」って「痴呆」ってどんな意味・役割を持つ言葉として使っているか、自覚されています?という質問をしましたが、噛み合うようにお答え願いませんでしょうか?コミュニストは、布引さんの仰ることに、一つひとつ答えているつもりなんですけど。


今日は時間がありませんので、また長くなると、お叱りを受けますので、これでオワリにします。申し訳ありませんね。
by コミュニスト (2007-04-03 23:27) 

NO NAME

yamamoto (2007-04-01 07:38) さんへ
by コミュニスト (2007-04-05 06:48)は違っていました!スミマセンでした!以下の文章が正式のものです。宜しくお願いします。

経過が違っていませんか?コミュニスト (2007-03-22 21:56) のコメントは、何に対して行われたか。再検討をお願いします。

1.コミュニスト (2007-03-12 23:35)
5.・・・・決議案についての討論内容も公開されています。これほどの政党はないと思いますよ。之が民主集中制の具体化なんだと理解しています。

2.布引洋 (2007-03-13 17:16)
ではなぜ共産党幹部は民主集中制にこだわるのか。?この言葉は前半の民主主義ではなく、本音は後半の集中制にこそ其の本当の重要性があるのではないか。?民主主義は一般党員の利益に、集中制は党幹部の利益になります。1980年代以降党勢が伸び悩んでいる原因は、集中制の不足ではなく民主主義の不足が原因しています。それで結果的には自民党などの保守政党に利益を与えています。

3.コミュニスト (2007-03-22 21:56)
>2.「20年以上の共産党の停滞の理由」云々については、「20年前」という限定つきでだったので

4. yamamoto (2007-04-01 07:38)
コミュニストさんの (2007-03-22 21:56) の記事について少しコメントします.(項目2)は,布引さんの議論を「共産党“だけの”責任」とすり替えたようなもので,だれもそんなことは言っていないと思います.

5.この議論の最初は、「1980年代以降党勢が伸び悩んでいる原因は、集中制の不足ではなく民主主義の不足が原因しています」の部分以下の発言に対して、コミュニストが布引さんに反論したのですよね。
Yamamotoさんの「共産党“だけの”責任」とすり替えたというのは当たらないことは明瞭ですよね。
コミュニストは、布引さんの発言が、どういう意味と役割をはたしているか、それを投げかけたのです。これは規約をご覧になっていただければ明瞭です。日本共産党の規約と綱領は、活動の出発点です。そのことをご理解していただかないと、日本共産党の活動を理解していただくという点で不十分だと思います。先の紹介した浜野氏の著作(01.08刊)をお読みいただければと思います。

6.yamamoto (2007-04-01 07:38)さんの見解についてです
一般の組織で行われる決定ルールと何ら違いがないのですから「民主集中」の用語は不要と思いました

それほど、日本共産党という政党は当たり前のことを実践している政党なんですね。科学的社会主義とはそういうものなんだと思います。

レーニンの「青年同盟の任務」のなかに「共産主義そのものが(人間の知識によって蓄積されたもの)知識の総和の結果」と書かれていることを思い出しました!

「残念ながらこの文書はウェブ上では見つかりませんでした」ということでしたらか、書籍を紹介させていただきました。20回党大会(94.7)までは入れていなかったのは残念でした!

そこで22回党大会(00.11)における不破報告を紹介しておきます。これは現規約改定時の報告です。ご確認までに。
「民主」というのは党内民主主義をあらわします。「集中」というのは統一した党の力を集めることをさします。これはどちらも近代的な統一政党として必要なことで・・・・私たちの組織原則は民主集中であり、これは一貫したもの・・・同じ組織原則のうえでも、その具体化は、情勢と党活動の進展に応じて発展する・・・・。

また日本共産党の自由と民主主義観については、「自由と民主主義の宣言」と現在の綱領をご覧になっていただければ、ご理解ただけると思います。宜しくお願いします。
by NO NAME (2007-04-05 06:53) 

布引洋

祝NO NAME!
「コミュニスト」を自称することを止めたのであれば、とりあえず祝したい。
自称と実際が大違いは世の中に多い。一番非民主主義的で不自由な政党が自由民主党を名乗り、一番公明正大でない政党が公明党を名乗っている。
日々日本の国益をアメリカに売り渡している売国政治家が、一番熱心に「愛国心」を叫ぶことはよく知られている。

組織原則として「民主集中制』が何故日本共産党に出来たか。?
これが理解できていればこのエントリー記事や論争の意味が理解できるでしょう。
綱領や党の公式文書を幾ら読んでも『中央集権制という言葉を使わないので、民主集中制に変更した理由が書かれているの部分』などは出て来ません。
何故なら以前にも書いたように結党以来85年間変わっていないのだから、『変更した理由』が有るわけが無い。
では何故変えないのか。?
これは「共産党中央幹部にでも聞いてくれ」としか正確なところは言えませんが、多分共産党が党名変更をしない理由と同一であろうと推察しています。
共産党は一度決めたことを時代が変わっても、社会情勢が変わってもなかなか変えれない。!
これこそが正に「民主集中制」の泣き所なのです。

yamamotoさんの指摘のとうり、党の公式文書の組織原則の書き込みは、どう読んでも『民主主義』だけで良いのです。
『民主集中制』の原則だと紹介されている文章類を『民主主義』の原則と言い換えても何ら問題はありません。

日本共産党の組織原則を『民主集中制』から『民主主義』に変えても現状と如何ほどの違いも出て来ません。

もう一度言いますが、「民主集中制=民主主義的中央集権制」などと言う考えは反共主義者の妄言です。
民主主義的中央集権制を日本共産党が組織原則とした歴史はありません。
では何故共産党は『民主主義』と言わず『民主集中制』と言うか。?の問題に帰ってきます。

70年代からの共産党員を自称するが、自分が共産党に対する基礎知識が無いことの自覚が有るのか。無いのか不思議。?
「日本共産党は[民主集中制]とは言うが[中央集権制]とは絶対言わない」理由が判れば、自分自身の言葉でお書きください。歴史や古典を勉強すれば其のうち解ります。
出来ないのであれば、建設的対話にならないので残念ながらコメントはこれで打ち切ります。
by 布引洋 (2007-04-05 17:14) 

コミュニスト

布引さんへ
>祝NO NAME!「コミュニスト」を自称することを止めたのであれば、とりあえず祝したい<布引洋 (2007-04-05 17:14)>

残念でした!by NO NAME (2007-04-05 06:53) はコミュニストでした!上の方で以下のように書いております!

by コミュニスト (2007-04-05 06:48)は違っていました!スミマセンでした!以下の文章が正式のものです。宜しくお願いします。

と書かれていることを見落としてましたね。でもこの種の間違いは誰にもありますので、これは事実を指摘するだけにとどめます。これは出勤前だったので、急ぎすぎました!yamamotoさんには大変失礼しました。
でも、あなたは、コミュニストの主張の意味と質問、書き込みにまともに答えようとせず、コミュニストに「自分自身の言葉でお書きください」などとスリカエてしまっていますね。これはいかがなものでしょうか?以下布引さんの間違いを指摘してみます。

「22回党大会(00.11)における不破報告を紹介」しておいたのに、それすらお読みになっていないのです!特に「前衛」党大会特集号P126~130をお読みください。

>もう一度言いますが、「民主集中制=民主主義的中央集権制」などと言う考えは反共主義者の妄言です。民主主義的中央集権制を日本共産党が組織原則とした歴史はありません。

これも間違いです!
「論争の意味、内容を理解できていないようです。長々と赤旗等の新聞や共産党の公式の出版物の引き写しをコメント欄に書く暇があるなら当エントリー記事、私やブログ主のコメントをよく御読み下さい」と布引洋 (2007-03-22 10:43)さんは述べていますが、事実をあげておきます!是非ともご自分の見解のご検討をお願いします!

実は、第7回党大会(58.7)において、綱領は一致できませんでした。しかし当面する運動を優先し、綱領の決定は実践の中で検証しようということで、規約のみ決定しました。その時決定された規約をあげておきます。

(3)日本共産党の組織原則は、民主主義的中央集権制である。党は民主主義の原則と中央集権制の原則を正しく統一する。

また、この規約改正の袴田里見報告のなかでは、(一)(ロ)において、以下の用に述べられているのです。

党の組織的統一を保証する原則が党の民主主義的中央集権制である。民主集中制に基づく政治的組織的統一が保証されてこそ全党の行動が統一され、この実践を通じて党の正しい認識が発展し、それはまた党の正しい政策と戦術を発展させることができる。

いかがでしょうか?第11回党大会(70.7)時の規約改正後の規約でも「民主主義的中央集権制」は書かれていますよ!ご確認ください!

以上事実を指摘し、布引さんが、いかに間違って、コミュニストについて、アレコレ述べていることが誤りであるか、論証してみました。いかがでしょうか?
最後です。布引さんは、コミュニストに対して、以下のように述べましたね。

>アカハタ等の新聞、書物や公式発言の引き写し)
>このブログ読者なら君の書き写す文章などは既に読破済み。君の百倍は内容を理解しています。内容の無い文章の水増しは止めなさい。どうしても書き込みたいなら、参考文献を指定するだけで十分、君よりも沢山読んでいる。布引洋 (2007-03-23 10:37)

現在は「アカハタ」とは言っておりませんよね。この誤りについては、他のブログでも、あなたの間違いを指摘したにもかかわらず、あなたは、それをお読みにならず、一貫して「アカハタ」と間違っているのですよ!
また、あなたに対しては「文献を指摘するだけで十分」だったでしょうか?ご検討をお願いします!
by コミュニスト (2007-04-06 00:06) 

布引洋

>でも、あなたは、コミュニストの主張の意味と質問、書き込みにまともに答えようとせず・・・
出来る限り、論点から離れたくないと思い、こまごま書き込みしませんでしたが遡って答えてみましょう。

布引洋 (2007-03-21 12:39) さんへ
>「なぜ、政策には賛成しても日本共産党に投票しないかの理由は『中央集権制』なのです」
だったら、安倍政権や石原ゴーマン都政・私物化都政が否定されないのは何故でしょうか?
(私の返答)石原慎太郎や小泉純一郎が人気が有るのは彼らがリーダーシップがあるかのように装って大衆の人気をつかんだから。
中央集権制を標榜したからでは有りません。其の逆です
中央集権の専制政治を目標にしているけれど決して口には出しません。
中央集権制を言えば民衆が反発する事実を彼等は知っています。
それで「民主主義の実現」しか喋りません。
小泉や石原に投票したのは民主主義の強いリーダーシップを求めたのであって「中央集権制」を支持したことにはなりません。
(何か解らない疑問点が有れば質問ください)

>「政権を執ったらどうなるか」って、ちょっと待ってくださいよ。現在、日本共産党は地方において、「政権を執って」きた経験は、戦後たくさんあるのではありませんか?今現在も、あなたの指摘しているように、保守と言われている人たちとの共同で地方では政権を執っているのです。とても共産党の基礎票では不可能ですよ。

このコ氏の質問は私のコメント『今は良い事を言っている。しかし政権を執ったらどうなるか、大衆は其れを心配している。中国や旧ソ連の悪い見本には事欠かない。』に対するものです。
有権者の90%近くは残念ながら、この様に思っています。
私がそう思っていると言っているのではありません。現在の日本の有権者たちがそう思っていると書いたのです。
其れは各種の国政選挙で証明されています。
コ氏は地方の首長選挙での幾つかの結果で、反論できるかの様に考えているようですが論点を取り違えています。
地方公共団体の選挙では基本的に政党選挙とはいえません。
日本では地方議員の最大会派はに日本共産党ですが、だからと言って共産党が地方で強いといえません。
例えば大阪の羽曳野市で共産党員の津田一郎氏が4期連続で当選しましたが、それでもこの間議会では2割程度の議席しか有りませんでした。
市民が津田一郎個人は支持しましたが、共産党を支持したわけでは有りませんでした。
皆さんご存知のように其の後はずっと開放同盟とも関係のある自民党市制が現在も続いています。

日本人は『地方で政権を執る』とは言いません。日本語で『政権を執る』とは国政のことを指しています。

多くの有権者は日本共産党の政策に賛成している。しかし共産党に投票しない。其れこそが『中央集権制』なのです。
政権を執った後の共産党を、有権者の多く(90%以上)は心配している。
私が勝手に心配していると言っているのではありませんよ。
証拠は戦後62年間の多くの国政選挙で証明済みです。共産党は10%の壁を越えられませんでした。
共産党が『中央集権制』を声高に叫べば叫ぶほど有権者の不審は募ります。
其れは党中央も理解しています。ですから民主集中制は言っても中央集権制を言わないのです。

コ氏が中央集権制の文字を党の文章から探し出した努力には感服しますが、党の為には成らないでしょう。特に選挙戦の真っ最中には。
共産党に反対する勢力には絶好の攻撃材料となります。

『共産党は一党独裁の中央集権制を目指している』とでも安倍や麻生なら喜んで言い触らします。

其れを共産党自身良く知っていました。だから民主集中制なのです。
共産党中央幹部の中にも「身内だけ」とついうっかりする慌てモノも居るようですが違いに注意してほしいものです。

しかし何故こんなコメントをしなければ解らないのか不思議です。
私の最初から一貫して言っている趣旨は共産党自身が現在党綱領や規則でうたっている組織原則は、どう解釈しても『民主主義』だけなのです。
組織原則を『民主主義」一本にしても現状と少しの違いも無い。
いらぬ誤解を受ける恐れのある『中央集権制』の連想がある『民主集中制』の言葉を使う弊害を言っているだけです。

赤旗とアカハタの違いに目くじらを立てるなら、民主主義と民主集中制、中央集権制の違いにもっと注目ください。
アカハタは単なる変換ミス、産経新聞とサンケイ新聞の違いに注目しないのと同じです。
by 布引洋 (2007-04-06 14:21) 

yamamoto

このコメント欄はもうこのくらいにしましょう.反論をされる場合もごくごく簡潔にお願いします
by yamamoto (2007-04-06 15:30) 

布引洋

>それが「敵失」かどうか・・・・・何故吉田を担ぐのか・・・・

これは共産党の選挙戦術の問題で、まさか党幹部も吉田氏が当選するかどうか心配していない。(供託金が没収されるかどうか心配していると思いますが。)
選挙直後の7月の参議院選挙のための票の掘り起こしをしているのです。

>>「大衆・有権者が知らないからでもない」「共産党の政策に反対しているからではない」
>メディアが「マニフェスト」選挙を吹聴しているのに、「共産党の政策に反対していないのに支持が広がらない」っておかしくありません?

コ氏と私とで現状認識が大きく違っています。
(私の現状認識)
①共産党の政策には多くの支持がある。(多分80%以上)
②共産党の得票数は4~5百万票で得票率7%程度
③この不思議の原因は、たとえば、
A共産党が信用されていないため。B共産党員に対する不信感。C共産党が怖いと感じる。
など色々考えられるが一言で言うと、『今は良い事を言っている。しかし政権を執ったらどうなるか、大衆は其れを心配している。中国や旧ソ連の悪い見本には事欠かない。』と出発点に帰ってくる。

コ氏の現状認識で②には異存は無いであろう。
①に対しては異存があるらしい。共産党の政策に間違いがあるので政策が受け入れられないと考えているのでないのなら、では何故か。?
A共産党の存在を知らない。(このような人は多分いないでしょう)
B共産党の政策を知らないから(コ氏はそう考えているようですが共産党ほど政策宣伝する政党は有りません。)

正しい政策を宣伝しても支持に反映されない原因は何にあるのか。?
コ氏は原因を反共宣伝、反共攻撃に全ての弁因が有ると考えているのでしょうか。?何十年も負け続けています。
反共宣伝に負けているのであれば、当然負ける弱点が共産党の側にも何か有る筈です。?共産党の弱点とは何か、?
勝つためには自身の弱点を克服する努力が必要でしょう。?
by 布引洋 (2007-04-06 15:33) 

コミュニスト

布引さんへ
「共産党が『中央集権制』を声高に叫べば叫ぶほど」って、どこでそんなこと言ってます?規約と不破報告、浜野氏の著作を視れば、そんなこと一言も言ってませんよ!ご確認ください。

一つ一つにお答えすることは控えます。お許しを!そこで日本共産党の活動が取り上げられない例をあげます。ご検討ください。

(1)憲法メディアマガジン (2007.4.6 Vol.79) http://www.kenpou-media.jp/に2日付の「しんぶん赤旗」に、「日本の侵略戦争 日米研究者がシンポ 『従軍慰安婦』問題など論議」という記事が載っている。米議会が設立したワシントンの「米国平和研究所」(USIP)の主催で、日本から荒井信一駿河台大学名誉教授や笠原十九司都留文化大教授らが招かれ、米国の学者も交えて論議した、という。一般紙を探したが、どうやらこのシンポを取り上げた新聞は一紙もない。・…こうした形での動きは、世論形成に関わる大事なニュースではないのか。「事実を事実としてみる」-そのことから、理解が始まる。新聞は改めてそこに戻るべきではないのか。

(2)4月3日付「しんぶん赤旗」一面・「知事選・新宿に1万2千人志位委員長が訴え」
(3)4月5日付「しんぶん赤旗」三面・「『自民党員の私だが』広島市高速5号線反対住民自治会副会長、今回は日本共産党を応援したい、と個人演説会であいさつ」
(4)『月刊学習』(07.4)市田書記局長に聞く、国政で地方政治でも高まる存在意義より
(a)自民党の中川秀直幹事長のHPを見ますと、憲法問題で「自共は信念対信念の一大決戦を展開することになるだろう。しかし民主党だけ憲法問題から逃げている」と書いています。
(b)サービス残業問題を国会で2百回以上追及・・・職場からの告発、是正を求める運動とむすんだ追及によって、政府も・・通達を出さざるをえなくなり、それ以降の5年間で八百五十一億円以上のただ働き残業代を支払わせ、偽装請負・・・トヨタの下請けの自動車部品メーカー・光洋シーリングテクノでは、五十八人の労働者が正社員に、徳島県の日亜科学では、千六百人が正社員へ・・厚生労働省は、派遣期間三年をこえた派遣労働者を直接雇用するなどの是正措置を講ずる通達を出し・・・
by コミュニスト (2007-04-06 20:20) 

布引洋

私が指摘しているのは、『共産党に投票しない人達の代表的な意見』です。
共産党の政策を理解して投票する全有権者比で5%のことを言っているのではありません。
その他の90%以上の日本の有権者のことをと言っているのです。
彼らが『共産党は中央集権を目指している』と考えている現実を指摘しているだけ。
私が中央集権を目指すと考えているわけではありません。

有権者の90%は誤解をしているわけですが、全く根拠がないともいえない。
党幹部の中にも『中央集権』を迂闊に使う粗忽者がいることはコミュニスト氏の調べでも証明済みです。
有権者が誤解しても、あながち有権者だけの責任ともいえない。

日本には『忌み言葉』と言うものがあります。
戦後の代表的なものに『戦争』があり、全て『平和』と言い換えられています。
つい最近の埼玉県県知事のお馬鹿発言や、広島沖縄などの『平和』記念公園などのような良い例がある。

『中央集権』は戦後の忌み言葉で、使ってはいけない代表例の一つです。
共産党以外では中央集権は全て『民主主義』と言う言葉と置き換えられています。
其の例外が日本共産党で、未だに使用し続けて、無意味に反共攻撃の種を供給し続けている。
by 布引洋 (2007-04-07 10:06) 

コミュニスト

布引さんへ
1.民主集中制=中国・旧ソ連と結びつけているのは誰か?以下、布引さんの仰っていることをまとめてみると、

①いらぬ誤解を受ける恐れのある『中央集権制』の連想がある『民主集中制』の言葉を使う弊害
②共産党が『中央集権制』を声高に叫べば叫ぶほど有権者の不審は募り
③色々考えられるが一言で言うと、『今は良い事を言っている。しかし政権を執ったらどうなるか、大衆は其れを心配している。中国や旧ソ連の悪い見本には事欠かない。』と出発点に帰ってくる。
④多くの有権者は日本共産党の政策に賛成している。しかし共産党に投票しない。其れこそが『中央集権制』なのです。政権を執った後の共産党を、有権者の多く(90%以上)は心配している。
⑤有権者の90%は誤解をしているわけですが、全く根拠がないともいえない。
⑥『中央集権』は戦後の忌み言葉で、使ってはいけない代表例の一つで未だに使用し続けて、無意味に反共攻撃の種を供給し続けている。

コミュニストから
大分ニュアンスが違ってきたように思いますが、以下のコメントをご検討ください。
(1)「民主と集中」の意味は不破報告・浜野氏の著作を参照してください。
(2)「中国や旧ソ連の悪い見本」と一貫して闘い、成果をあげてきたのは、世界の共産党の中で、日本共産党は稀有ですね。
(イ)その最大の要因は、「自主独立」路線にあります。
(ロ)その最大の教訓は、「50年問題」「第7回党大会から第8回党大会」の経験、そして「60年代以後のソ連・中国の大国主義的干渉との戦い」です。
(3)その「自主独立」路線の確立の中で、光輝いてきたのが、「民主と集中」路線でした。これは不破報告に出ています。
(4)最後に、この民主集中制が日本共産党攻撃の対象となったのは、72年の躍進を阻止するために持ち出され、70年代中頃まで展開されたのが最初でした。
立花隆氏の「日本共産党研究」と春日質問・鬼頭判事補が連携して、法的には不問となった戦前の査問事件を利用し、「暴力革命・プロレタリア独裁、民主集中制」は「三位一体」で、「綱領にどんなにいいことを書いてあっても、民主集中制がある党は暴力革命を必ずやる」との攻撃でした。この背景については、ここでは述べません。不破報告をご覧になってください。
by コミュニスト (2007-04-07 21:31) 

コミュニスト

布引さんへ
2.日本共産党の真の姿を知らせてきたか?
コミュニスト (2007-04-06 20:20)が示した市田書記局長などの例をあげたことで、若干ニュアンスに変化が見られました。しかし、未だ誤解があるようです。以下布引さんのコメントをまとめてみますと、

①党幹部の中にも『中央集権』を迂闊に使う粗忽者がいることはコミュニスト氏の調べでも証明済みです。
②共産党以外では中央集権は全て『民主主義』と言う言葉と置き換えられています。
③其の例外が日本共産党で、未だに使用し続けて、無意味に反共攻撃の種を供給し続けている
④証拠は戦後62年間の多くの国政選挙で証明済みです。共産党は10%の壁を越えられませんでした。
⑤彼らが『共産党は中央集権を目指している』と考えている現実を指摘しているだけ。
⑥私が勝手に心配していると言っているのではありませんよ。私が中央集権を目指すと考えているわけではありません。
⑦有権者が誤解しても、あながち有権者だけの責任ともいえない。
⑧多くの有権者は日本共産党の政策に賛成している。

コミュニストより
(1)①については、党大会の歴史の再検討をお願います。
(イ)第7回党大会(58.7)の袴田報告(58.7)で現在の規約の基本が確立した。
(ロ)第20回大会(94.7)で「民主主義的中央集権制から民主集中制」に変更
この規約改正案が提案されたのは、第19回党大会第12回中央委員会総会(94.5)の時であり、全党討議の結果、第20回党大会で決定された。
(ハ)第22回党大会(00.1)の不破報告で現在の規約が決定された。民主集中の基本を5つにまとめた。
(2)②は言葉と実態を一致させているのは誰か、有言不一致は誰か、どちらが近代政党か、ご検討をお願いします。
(3)「多くの有権者は日本共産党の政策に賛成している」が「有権者が誤解しても、あながち有権者だけの責任ともいえない」「無意味に反共攻撃の種を供給し続けている」日本共産党に責任を課している布引さんの主張は矛盾していませんか?国民のための政策と運動を展開し、国民の要求を実現している日本共産党に反共攻撃を仕掛けてきている勢力の責任は不問なのでしょうか?
(4)足腰の弱い民主党に票が集まり、足腰の強い日本共産党が「10%の壁を越えられ」ないのは何故でしょうか。自民党の副総裁や幹事長が「自共対決」論を述べ、最大の強敵と認める日本共産党が伸びないのは何故でしょうか?布引さんの分析だけでしょうか?政策・メディア(劇場型選挙・政治)・多党化現象・二大政党制・外国の影響・反共攻撃の質と内容など、分析すべきことは、まだまだあるのではないのでしょうか?以下15年の共産党の得票と得票率を一覧してみました。ご検討ください。
90年衆議院⇒522万6千余票(8.0%)(中選挙区)
92年参議院⇒353万2千余票(7.9%)(比例区)
93年衆議院⇒483万4千余票(7.7%)(中選挙区)
95年参議院⇒387万3千余票(9.5%)(比例区)
96年衆議院⇒728万8千余票(13.1%)(比例区)
98年参議院⇒819万5千余票(14.6%)(比例区)⇒10%以上得票率を獲得したのは1都1道2府32県、京都府は25.64%で第一党、高知県は19.7%で第二党、第三党は11県でした。「民主集中制10%超えない」論は間違いであることが明瞭ですよね。
00年衆議院⇒671万9千余票(11.2%)(比例区)
01年参議院⇒432万9千余票(7.9%)(比例区)
03年衆議院⇒458万6千余票(7.8%)(比例区)
04年参議院⇒436万2千余票(7.8%)(比例区)
05年衆議院⇒491万9千余票(7.3%)(比例区)
(5)⑤「彼ら(有権者)が『共産党は中央集権を目指している』と考えている現実を指摘しているだけ」というのはどのようなデータからですか?
また⑦「有権者が誤解しても、あながち有権者だけの責任ともいえない」というのは、日本共産党に責任があるというのでしょうか。
あるいはメディアに責任があるのでしょうか。
「有権者の90%は誤解」論の分析が必要ですよね。
(6)⑧「多くの有権者は日本共産党の政策に賛成している」としていることと矛盾していますね。その矛盾の最大の要因が、布引さんは、「民主集中」だと仰っているのですね。でも自民党自身が恐れているのは、「自共対決」になることです。これは彼ら自身が認めているのですから、布引さんの見解は一面的・主観的ということになりませんか?ご検討ください。
by コミュニスト (2007-04-08 00:06) 

布引洋

ブロぐ主に怒られそうなので要点だけ簡単に書きます。
何事も例外はあります。
共産党の文章の中に『中央集権』の言葉が有ったことも、10%以上得票したことも有ったでしょう。
しかし例外を論じても仕方がありませんね。
自分から従軍慰安婦になった女性や捕虜を人道的に扱った日本兵、自主
的に集団自決した日本人もいたでしょうから。

反論のための反論は全く意味がありません。
共産党が4~5百万票,得票率7%、全有権者比5%以下の日本の現実を指摘しているだけ。
例外の、98年参議院⇒819万5千余票を種明かしすると、この前年97年消費税が5%に引き上げられ、全ての経済指数が悪化。初めて自殺者が3万人を越えた年です。
消費税反対は日本共産党だけ。結果共産党の得票が倍増した。
意味無く倍増したわけではない。ちなみに消費税導入直後の選挙では反対した社会党が大勝利、一番反対していた共産党は天安門事件の煽りで大敗北。

立花隆氏の「日本共産党研究」程度の認識の人達が日本では90%以上。
共産党の政策を理解できる程度に知識が高い層が5%以下。これが日本の現状なのです。

中央集権の言葉が全ての原因であるはずがありません。エントリー記事の内容から一つの例題として提示しているだけ。
反共攻撃が共産党に原因があるともいっていません。共産党の不必要な言葉使いが『無意味に反共攻撃の種を供給し続けている』現実を指摘しているだけ。
部分を全体に、例外を普遍的に拡大解釈しては議論の根本が崩れるでしょう。

⑦「有権者が誤解しても、あながち有権者だけの責任ともいえない」
一部分は日本共産党にも責任がある事実を指摘しているだけ。
責任の所在は「メディア」か「共産党」かと、ここでも二者択一問題に、部分を全体に摩り替えています。

(2)②は言葉と実態を一致させているのは誰か、有言不一致は誰か、どちらが近代政党か・・・・・・戦後日本語が変化している事実を指摘しているだけ。
いくら正しくとも共産党の言葉使いに日本全体を従がわせることは出来ません。共産党の方が変化した日本語に合わせなければ批判、非難、誤解されても仕方が無いでしょう。
by 布引洋 (2007-04-08 11:09) 

布引洋

『自衛官は平和を守るため人殺しの練習をしている』
正しい言葉は『戦争のために人殺しの練習』ですが、『戦争』は使ってはならない言葉(忌み言葉)なので平和に置き換えた。

広島長崎沖縄など各地の戦争記念公園がすべて『平和公園』と命名され、軍事や戦争関連の研究団体も平和等に置き換えられている
宮崎県に在る日本一の高さの八紘一宇の塔も戦後に平和の塔と呼び変えた。
敗戦を終戦、占領軍を進駐軍と呼んだのも同じ流れ。
はっきり表現すことを嫌い、曖昧に表現する。

日本語は「生き物」で歴史とともに変化していきます。62年前に大きく変化した事実を無視して『これが正しい使い方だ』と主張しても良いことは何もありません。
by 布引洋 (2007-04-08 11:32) 

コミュニスト

布引さんへ
1.「何事も例外はあります。・・・・。」以後のコメントは意味不明ですよ?

2.「証拠は戦後62年間の多くの国政選挙で証明済みです。共産党は10%の壁を越えられませんでした」(2007-04-06 14:21)に対して事実を指摘したのに、「何事も例外はあります」って、おかしくないですか?

3.「意味無く倍増したわけではない」と前進の意味を認めましたね。日本共産党は、科学的社会主義を基礎的理論とした綱領と規約によって作成されており、それに基づく政策と運動は首尾一貫しています。それを阻もうと必死になっている事例を、以下説明します。
①00年衆院選挙では全国的謀略ビラが公明党・創価学会を実行部隊として40種類以上、1億枚をこえるデマが自公保のビラと一緒に撒き散らされ、テレビを通じて野中幹事長も同様の発言をしました。産経・毎日・読売などの新聞に全段5段通しての巨大公告で反共攻撃も行われました。
②03年選挙以降では二大政党制による「政権選択」論を展開し、日本共産党排除の戦略と戦術が行われました。これは今も続いています。
③「天安門事件の煽りで大敗北」論そのものが反共攻撃の典型ですよね。因みに天安門事件前の2月の徳島市長選、3月千葉県知事選挙では現職と共産党推薦の候補が一騎打ちで接戦。4月の名古屋市長選挙では大健闘。しかし、天安門事件以後の選挙では落ち込みました。連日天安門事件がテレビで垂れ流された結果でした。拉致問題同様ですね。
④80年代については、以前「社公合意」で指摘しましたが、この時もソ連に内通していた袴田副委員長を78年1月から83年12月まで週刊誌等で登場させ日本共産党攻撃を展開させました。そして中曽根内閣の「戦後政治の総決算政治」が進められた。
⑤93年細川「非自民政権」誕生に、「テレビ朝日」の椿報道局長が「共産党を登場させることはフェアネスでなくなる」と発言したのは有名。この政権が社会党出身の土井たか子衆議院議長の「あっせん」によって参院で廃案になる運命であった「政治改革」=小選挙区制と政党助成金を非自民政権と自民党が成立させた。
⑥「一部分は日本共産党にも責任がある事実を指摘しているだけ」と言いますが、日本共産党の前進とそれを阻もうとして反攻に出ている諸事実=背景(これを日本共産党は「階級闘争の弁証法」と言っている!)=戦前・戦後史の政治史の検討を抜きに、曖昧な表現でスリカエるのは、いかがなものでしょうか。

4.「いくら正しくとも共産党の言葉使いに日本全体を従がわせることは出来ません」というのも、意味不明です。そのようなことは一言も言っておりませんし、そんなことができるはずがありません。またそのような方針も持ち合わせておりません!

3.最後にスリカエ事例をもうひとつ。
「中央集権の言葉が全ての原因であるはずがありません。エントリー記事の内容から一つの例題として提示しているだけ」って、布引さんは、ご自分のコメントに責任をもってください。
以下(2007-03-21 12:39)のコメントと今回のコメント矛盾してません?
「1980年代以降党勢が伸び悩んでいる原因は、集中制の不足ではなく民主主義の不足が原因」「政策には賛成しても日本共産党に投票しないかの理由は有権者に聞いてみるとよい。其れこそが『中央集権制』」「今は良い事を言っている。しかし政権を執ったらどうなるか、大衆は其れを心配している。中国や旧ソ連の悪い見本には事欠かない。有権者は共産党の政策を支持しているが、共産党の中央集権制にはっきりと反対」と述べていますよ。「一つの例題」とは、とても思えません!!
by コミュニスト (2007-04-08 14:05) 

yamamoto

あと「裏」一回だけでこのコメント欄を打ち切ります.論争を挑発するような表現は避け,また長さも800字以内にして下さい.コミュニストさんの発言は上が最後です.
by yamamoto (2007-04-08 14:15) 

布引洋

共産党に対する支持者からの心配、忠告、提案、疑問、何でも全てが『反共攻撃』『反共宣伝』に聞こえるようでは・・・

「一つの例題」として中央集権を出したが、その他の例では、
30年ほど前の共産党が躍進していた時代の話、選挙戦期間中の各党討論で必ず『共産党は暴力革命を放棄したのか』と反対派から問われた。
選挙を戦う共産党の答えは『暴力革命反対』しかない・・・はず。
しかし党幹部は必ず『敵の出方論』を説明しだす。
(敵の出方論とは政権を執った左翼政権に対して反動勢力が暴力的行動に出たときの対応)   
質問内容を拡大解釈して、言わなくても良いことを言う。(ひょっとしたら暴力革命を考えていると有権者に誤解される可能性がある)
さすがに現在では『暴力革命云々』の質問は出なくなったが、質問されたら今でも『敵の出方論』を喋りだす共産党候補者が必ず出てくる。

他党は書記長だが、共産党は書紀局の長を書記局長と呼ぶ(30年前は書記長。当時は党首)
一般の新聞は『書記長会談』と報道しても赤旗では同じものを『書記長書紀局長会談』と書く。
一般の組織では事務局の長が『事務長』でも『事務局長』でも一緒。
まさか事務長事務局長会談などと誰が表現するでしょうか。?

共産党は一度決めると世の中が変わってもなかなか変更がきかない。
言わなくても良い(言ってはならない)ことを言い、拘らなくてもよいことに拘る。
書記局長の話は、喋りにくいだけで実害はありませんが其の他はそうでもない。

日本は常に護憲左翼が1500~1000万票以上の力があった。
社会党が反安保等の党是を投げ捨てた時に、行き場を失った人達が一時的に共産党に投票した。
96年には直前の国政選挙の倍の票を得た。98年、00年と10%を越えたが01年には、全く頑迷に少しも変わらない路線、態度で元の共産党支持層だけの400万票に戻ってしまった。
共産党の政策を理解できる程度に知識が高い層は5%以下。
これは諸外国の例を見てもわかるように、日本の知識水準の高さがうかがえます。
今までの共産党支持者以外に間口を広げる努力をどれだけしたでしょうか。?

社会党が消滅した現在、護憲派の最大勢力は共産党です。
第一人者には、其れ以外の団体以上の、今まで以上の大きな責任が当然存在する。
政党とは選挙で勝つ必要があります。
言っていることは正論だが結果的に負けてしまったでは済まないでしょう。
by 布引洋 (2007-04-09 11:28) 

yamamoto

討論ありがとうございました。
by yamamoto (2007-04-09 11:59) 

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